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子供が親にパソコンを教える場合の3つの注意点

男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。 Windows95以降、パソコンが一般家庭に普及しはじめて20年近くが過ぎています。 かつては一部の人だけが利用していた道具でしたが、今や多くの家庭で普通に使われており、特 […]

男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。

Windows95以降、パソコンが一般家庭に普及しはじめて20年近くが過ぎています。
かつては一部の人だけが利用していた道具でしたが、今や多くの家庭で普通に使われており、特に若い層は、学校教育の中で一度は教わっていることもあって熟練している方も多いはずです。

一方で、これまで触る機会のなかった年齢層の方は、いまだにスタートのハードルが高いと思われている方も少なくありません。
当教室では、そうした方々のスタートのハードルを下げ、コツをつかむまでのサポートをすることに重きを置いているわけですが、そうした方々からよく聞くセリフがあります。

「息子や娘に聞いても、よくわからなくてねぇ。最後には怒られちゃって」

何度となく聞きました。

確かに初心者の方に教えるのはコツがあります。
「優しく」「丁寧に」といったのは当然として、もっと具体的なコトがたくさんあります。
今日は、例えば家族の中にパソコンを使いたがっている親御さんがおり、あなたが息子、娘の立場でどうしてもパソコンを教えなければならないケースとなってしまった場合の注意点をあげていきたいと思います。

1.待つ

パソコンはスタートする時に覚えるコトが比較的大い道具です。
文字入力だけをとっても、キーボード配置、ローマ字、漢字変換、マウスの操作、などなど。
これを連携的に覚えないといけないのですが、覚える方にとっては大変です。
うろ覚え状態で、いっぱいいっぱいで操作している時に、「分かった?いい?」なんて聞かれると、親御さんは「う、うん…」と答えてしまいます。
これだと、次にまた同じ質問が来てしまうのは確実です。


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一つ説明したら「待つ」→「操作してもらう」→「待つ」という感じで、とにかく「待つ」ことを基本にして、進めて行きましょう。
「次は何?」という感じになるまで、じっくり待たないと次にいってはいけません。

2.間違えさせる

人の横で操作を見ていると、間違った操作をしようとすると、つい「そこ違うから」と言ってしまいがちです。
こう言った場合、親御さんは「あ、そうね、そうね…」という風に言いながら消そうとしますが、ほぼ何が間違ったかに気づいていません。

こうした場合は、最後まで間違った操作を続行させて、最後に「それで間違ってない?」と、自分で確認させないといけません。
自分で間違いを発見して、訂正方法を覚えないと、いざ自分一人で操作した時にパニックを起こして停まってしまいます。
自分で間違えて、自分で訂正するというフローを身につけさせるのが重要です。

3.結果に責任を持たない

2.とも重なりますが、パソコンで作った結果(書類、案内状、年賀状など)に関しては、責任を持つ必要はありません。
親御さんが初心者であることは、貴方以上に、親御さんのまわりの方々がご存知であり、多少不都合があっても容認してくれるはずです。
そこで気をまわして、レイアウトや文書校正などを治してあげたりすると、親御さんはあなたに作ってもらった気分になり達成感が味わえません。
せいぜい、誤字脱字の指摘程度にするべきです。
「まだまだだけど、頑張って作ったのよ」という気分にさせられれば、次へのステップになり上達していくはずです。

というわけで

大雑把に3項目ほどあげました。
他にも気をつけることは山ほどありますが、やる気になっている親御さんの、その気にさせ、継続させられるようになればしめたものです。
もし、親御さんに頼まれた時は、最低限3つの項目に注意して接してみましょう。

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