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SSD導入でパソコン本来の性能を手に入れる

男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。 パソコンに代わって、iPadやAndroidのようなタブレットが徐々に売上を伸ばしているようです。 そのサイズや携帯性、そして指で触れるだけで操作できる操作性の良さが主な要 […]

男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。

パソコンに代わって、iPadやAndroidのようなタブレットが徐々に売上を伸ばしているようです。
そのサイズや携帯性、そして指で触れるだけで操作できる操作性の良さが主な要因でしょうが、もう一つの大きな要因があるようです。

1.使いたい時にすぐに使える

タブレットやスマートフォンにおいては、ほとんどの場合、スイッチを押した瞬間には画面が表示され、使用可能な状態になります。
この俊敏性は、今までのパソコンでは味わえなかったものです。

例えば、何かよいアイディアが浮かび、すぐにパソコンで作業をしたいと思った、とします。

ところが従来のパソコンでは、電源を入れてから画面が出るまで最低30秒、長いものでは数分待たされます。
さらに、画面が表示されてからはしばらくは、データの読み出しが続くために操作に対しての反応が悪く、さらにしばらく待たされることになります。

無事使えるようになるころには、はじめのアイディアのディテールはぼやけ…仕方ないので、ネットでも見てようか、ということになりがちです。

これではパソコンからタブレットに乗り換える人がでるのもうなずける状況です。

2.パソコンの作業密度

だからと言って、パソコンには、もうメリットがないかと言えばそうではありません。
以前の更新で書いたこともありますが、作業の密度であれば、パソコンを使った方が明らかに上です。
複雑なデザイン作業はもちろん、単純な文字入力においてですら、作業の密度や速度は、現状タブレットでは満足できる完成度には届いていません。
まだ、しばらくは、オフィスやデスクの上の主役はパソコンである続けるはずです。

結果として、使いたい時に、すぐにパソコンを使うには、電源を入れたままにするというコトにせざるをえません。

3.素早く使えるパソコンの実現

省電力化が進んだとはいえ、パソコンの電源を入れっぱなしにすることは、多くの人にとって抵抗があることだと思います。
仕事で使っているのならともかく、家庭ではなかなか難しいはず。

そこで「素早く使えるパソコン」を実現するために「SSD」というデバイスの導入をオススメします。
パソコンは、パソコン自体の動作を決めるプログラムや、作成した大量のデータを保存しておくための部品を持っています。
従来は「HDD」という部品を使っていたのですが、これに替わる部品として登場しているのが「SSD」です。


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「HDD」を「SSD」に替えることで、パソコン体験は大きく変わってきました。

4.「SSD」のメリット その1[スピード]

最大のメリットは、データの読み出しが高速であること。
素早くデータを読み出せれば、電源を入れてから使い始められるまでの時間を大幅に短縮できます。
また、同様の理由で、アプリを起動する時間も短縮され「使いたい」と思った時に使えるパソコンへ大きく近づきます。

また、ノートPCをであれば、液晶パネル部分を閉じると「スリープ」という一時停止状態になりますが、「SSD」にすることで「スリープ」からの復帰も迅速になります。

5.「SSD」のメリット その2[耐衝撃性]

もう一つのメリットは、衝撃への強さです。
「HDD」は中に高速で回転する円盤があるため、衝撃に弱い部品でした。
ノートPCで液晶パネルを閉じて「スリープ」に入るときも、一部のデータを「HDD」に書き込みにいくために、HDDのランプが消えるまでは動かすわけにはいきませんでした。
「SSD」は構造上、内部に稼動部品がないため、液晶パネルを閉じた瞬間に動かしてしまっても問題ありません。
そもそも普通に使っている最中に、軽い衝撃を与えてしまっても、ほとんど問題ありません。
こうした一瞬の使い勝手が、使用感に大きな違いを与えてしまうのです。

6.「SSD」のデメリット[容量が少ない]

「SSD」唯一のデメリットは、保存できるデータの容量が少ないとこです。
現在、一般的に出回っている「SSD」の容量は128GB~256GBあたりです。
これ以上の容量のものはありますが、かなりコスト高になります。

日本メーカー製のパソコンで、「SSD」の搭載が進まない理由はこのあたりにあるのでしょう。
カタログスペック上では「SSD 128GB搭載」と書くよりは「HDD 500GB搭載」と書いた方が、アピールできると考えているんでしょう。
ですが、これは大きな間違いだと思います。

「HDD」という遅い部品の為に、長らく縛られていたパソコン本来の性能を解き放つ機会が、今訪れているのです。
ここで旧態依然のカタログアピールに拘って「HDD」の搭載を続けるようなメーカーには、未来はないと思います。

というわけで

チャンスがある方は、ぜひ「SSD」搭載のパソコンを入手してみることをオススメします。
国内メーカーはあまり「SSD」搭載に積極的ではありませんので、店頭で見かけることは少ないかもしれません。
メーカーのネットショップでは、自分で部品を選択して注文できるシステムを用意していますので、こちらを利用するのもいいでしょう。

このシステムは、どちらかと言えば海外メーカーの方が進んでいます。
LENOVO、DELLといったあたりのネットショップでは、「SSD」を選べる機種が増えています。

当面、買い替えの予定がない方でも「HDD」だけを「SSD」に変更するということが可能です。
この場合は、パソコンに関する細かい知識が必要になりますが、パソコン教室「ら・く・か」では、そうしたご用件に関しての相談、実施も承っておりますので、ぜひご検討してみてください。

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