--- ads by google ---
--- end of ads ---
カテゴリー
スペシャル 上級者 中級者 格安スマホ

スマートフォン・タブレットを中古で購入する際の注意点

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」担当Mでございます。 「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。 次から次に出てくるスマートフォンやタブレット端末ですが、その多くは処理速度、液 […]

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」担当Mでございます。
「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。

次から次に出てくるスマートフォンやタブレット端末ですが、その多くは処理速度、液晶のサイズ、カメラの解像度等を向上しただけのスペックアップモデルであることがほとんどです。
中古の端末であっても、キャリアのショップに持っていけば事務手数料を払って、普通に契約できます。
それなら、デザイン等を気にしなければ、中古でも十分というわけですが、そこには注意事項がありますので、その点お話いたします。

性能、機能とも十分なスマートフォン・タブレット


パソコン教室ら・く・かの担当者Mは、2年半前に購入したDocomoのSC-02B(Galaxy-S)というスマートフォンを利用しています。
Androidのバージョンも2.3(最新は4.2.2)と、もう古い端末なのは間違いないのですが、メール、ブラウザ、SNSといった軽いアプリを利用するにあたってスペック不足を感じることはあまりありません。
出どころ不明のアプリをむやみに追加したりしない限り、安定性も上々です。
もともとGPSの性能に問題があるので代替機を検討中ですが、その状態で2年以上使っているわけですので、それも喫緊の問題ではありません。

つい最近、パソコン教室ら・く・かでは、顧客の要望でタブレット端末を使った在庫管理システムの提供を行いましたが、用意した端末はSC-02Dという1年以上前のタブレット端末です(写真のやつです)。
スペックが十分であることは、もっと古い自分のスマートフォンで確認済みでしたので、運用にあたって全く問題はありませんでした。

特にスマートフォンやタブレットは液晶面に硬度の高いガラスを使っていることもあり、製品としての寿命はかなり長いものであると思います。

キャリアの月額料金にはローンが組み込まれている

本当であれば積極的に利用したい中古スマートフォンですが、実はキャリアから販売される時点で既に問題が含まれています。

ほとんどのキャリアがユーザーに対して2年縛りという契約を勧めてくるのはご存知の通り。
もちろん、それを拒否する選択はありますが、その結果基本料金が倍になったり、各種の割引がなくなってしまったりと、かなり契約条件が不利になります。
その上で、端末代金を24回(2年)のローンに組み込み、月の使用料の請求に入れ込んでしまうのが現在の端末販売の主流。
これは月額使用料という正規の料金に、端末代金のローンを抱き合わせた、非常に気持の悪い販売の仕方です。
当然ですが、月々の料金の支払を忘れて不払いをしてしまった場合、ローンの不払いとして記録されてしまいます。
ローンの不払い情報は業者間で共有されているため、不払いが続くと家や車の購入時のローンが組めないことがあります。

本来であれば7~10万円もするようなスマートフォンやタブレットを、気軽に購入させるための手段とは言え、キャリアには、もう少し誠実な販売方法をしてほしいと強く思います。

不払い端末の中古市場への流入

ローンで販売された端末は、さらなる問題を引き起こします。
全ての人がローンを完済していれば問題ないのですが、やはり途中で払うのをやめてしまう人も中にはいます。
そして、ローンであることを知ってか、知らずか、それを早々に中古品として売り渡してしまうケースが見受けられるようになりました。

ローンを反故にされたキャリアは、その端末を携帯電話回線経由でロックをかけてしまいます。
このロックは、本来は端末を紛失した場合に、他人に勝手に使われないようにするためにロックをかける仕組みなのですが、その仕組みを利用してローンを反故にされた端末を使えなくするわけです。

結果として、何も知らずに中古品として入手したユーザーが、いきなりロックをかけられるという事件が起こっているわけです。
「赤ロム」と呼ばえれて問題になっています。


--- ads by google ---
--- end of ads ---

「赤ロム」問題を回避するために

「赤ロム」問題を回避するためには、いくつかのポイントがあります。

1.友人、知人から譲ってもらう

これが最も安全で、万が一に問題があっても、元の持ち主に相談して問題を解決する方法が取れます。
スマートフォンマニアな友人がいるようならば、ちょっと相談してみるといいかと思います。
おそらく、使ってない端末の1つや2つ持っていることでしょう。

2.ヤフオクを利用しない

ヤフオクは中古品販売としては一般的ですが、ノークレーム・ノーリターンが基本です。
なかには「赤ロム」への対応を謳っている出品者もおりますが、、万が一の場合に責任を持って対応してもらえるとは限りません。

3.中古スマートフォン専門店で購入する

次々と新製品が出てくるマーケットの常として、一定規模の中古市場が形成されています。
そうした専門店で、「赤ロム」に対しての対応を確認してから購入するのが確実だと思います。
近隣にそうしたお店が無ければネット通販も利用できます。
上記のSC-02Dというタブレット端末はネット通販で購入いたしました。

実例:ソフマップ・ドットコム

ソフマップ・ドットコムのスマートフォン・タブレット端末の「赤ロム」に対する対応ポリシーは明確で、かつ誠実なものです。

※万が一、ネットワーク利用制限(赤ロム)や遠隔ロックによる使用不能が発生した場合は、商品到着日より3ヶ年以内であれば返品(取引のキャンセル)を承ります。

SC-02D

通常、ローン販売の残債は2年を超えることはないので、3年以内のものを対処してもらえるのなら、ほぼ問題ないと考えてよいでしょう。
ちなみに、ほかの業者では3ヶ月や6ヶ月程度の期間しか対応してもらえないところもありましたので購入をする場合にはよく確認しておくことです。

健全な中古市場が形成されるまでは自己防衛を

スマートフォンやタブレット端末といった、最新のデバイスがライフスタイルに与えた影響は決して小さくはないです。
そして普段から持ち運ばれることを前提にしたデバイスであることもあって製品自体はかなり頑丈です。
にもかかわらず、その中古市場の形成が不健全な状態になっているのは問題です。
この問題において、販売元になるキャリアは何らかの対応をするべきだと思います。

そうは言っても、すぐにどうこうなるとは考えられませんので、それまでは各自が自己防衛することが大切です。
実際、中古市場では数か月前に発売になったばかりの機種が3~4万程度、1年経過すれば2万円程度で入手できますので、デザインやスペックにこだわらない層にとっては魅力的な市場です。

賢く利用することです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


--- ads by google ---
--- end of ads ---