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Chromeリモートデスクトップなら、スマホで外出先からもアクセスOK

外出先で、自宅のPCにアクセスする時に、果たして手元にあるデバイスは何か? あらかじめ用件が分かっていて出先で作業をするのであれば、モバイルPCに必要なデータを入れて持ち出せばいいわけです。 となると、外出先から自宅のP […]

外出先で、自宅のPCにアクセスする時に、果たして手元にあるデバイスは何か?

あらかじめ用件が分かっていて出先で作業をするのであれば、モバイルPCに必要なデータを入れて持ち出せばいいわけです。
となると、外出先から自宅のPCにアクセスが必要になるのは、突発的なケース…つまり手元にPCはなく、スマホぐらいしかデバイスがないというケースは、大いに考えられること。
というわけで、前回エントリを書いたChromeリモートデスクトップを、スマホから利用してみたいと思います。
なお、iOS用のクライアントアプリは現在開発中とのことですので、今回はAndroid用アプリを手持ちのXPERIA-GXにセットして実施してみました。

Andorid版アプリをインストール

まずは、Google Playから「Chromeリモートデスクトップ」を検索してインストール。
特に変わったコトはありませんので、通常の手順で進めます。

2014-07-31 09.02.43

ここまではいつも通りで。

Android版アプリを使ってみます

続いて「Chromeリモートデスクトップ」アプリを起動します。

Android版もPC用のChromeアプリと同様に、アクセスできるのは同じGoogleアカウントを設定してある端末同士というルールは変わりません。
というわけで、AndoridでもChromeにログインしてるのと同じGoogleアカウントを設定しておく必要があります。

Androidの場合は、GooglePlayにアクセスするときに使うメインのGoogleアカウント以外にも、メールやカレンダーの同期に使うために複数のGoogleアカウントが設定できるので、メインのアカウントとして使っていなくても大丈夫です。
リスト表示されますので、同じGoogleアカウントを選択してください。

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Chromeのと同じGoogleアカウントを指定すれば、アクセス可能なPCのリストが表示されますのでタッチします。

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Chromeアプリ版と同様にピンコードの入力を要求されますので、同様に入力します。

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これで、無事に外出先のAndroidデバイスから、自宅PCにアクセス可能になります。
一度アクセスしてしまえば、Chromeアプリ版同様、自宅でPCをそのまま使うのと、なんら変わることはありません。
もちろん、画面が狭く文字が読みずらかったり、文字入力のためにソフトキーを使用しなければならないことはありますが、操作に制限があるようなことはありません。

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横画面表示の方が一覧性があがりますし、通常はこちらの画面で使うことが多いかと思います。

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4.6インチのXPERIA-GXの画面ではよいでないですが、Wordで文章作成も不可能ではないです。

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もっとも、ソフトキーが画面の大半を占めてしまいますので、この用途で使うならサイズの大きなタブレットを用意するか、モバイルPCを持ち出した方がいいのは自明です。
現実的なところでは、自宅PCにあるファイルを、メールソフトを起動して添付してスマホ宛に送ったり、もしくはOneDrive等のネットストレージにアップして、スマホ側でダウンロードしたりといったあたりかと思います。

外出先からの操作感

同一ネットワーク内では、ほぼ遅延がない操作感が実現されているのは、Chromeアプリ版と同様です。
次にスマホならではということで、LTE(3G)通信での操作感をチェックしてみます。
今回はDTIのServerMan SIM LTEを使ってみます。

まずは、速度制限のないアンリミテッドモードにて確認してみます。
文字入力のように、画面のほんの一部しか変化しないような場合は、遅延は1~3秒程度で、スマホでの文字入力自体がそんなに高速で実行されることがないのを考えれば、割と違和感なく使えそうです。
逆に、アプリ起動のように画面全体が一気に書き換えられるような操作の場合は3~5秒程度はかかります。
ある程度タイムラグがあることを意識した操作が必要になります。
スタートボタンを押して、メニューが表示されるまでもタイムラグがあるので、慌ててもう1回タッチするとメニューが閉じたりとちぐはぐな操作になりがちなので、ここはじっくりとした操作が必要になります。

事前に、自宅でPCを前にして何秒程度のタイムラグが発生するかを確認しておいた方がいいですね。

なお、このチェックをした時は、たまたま自宅近くの電波状況が芳しくなくLTE接続ではなく3G接続になってたことは追記しておきます。
LTE接続ならば、もう少し早かったかもしれません。

ついでにDTIのServerMan SIM LTEの特徴である250kbpsのリミテッドモードも試してみます。
こちらは操作のタイムラグはいよいよ大きくなり、アプリ起動の場合は5~7秒程度かかる場合もありました。
ただ、どちらのモードにしてもタイムラグがあることが前提の操作が必要になることを考えると、追加課金のないリミテッドモードで、ゆっくり操作をするというのもありな気がします。

まとめ

スマホ版でもChrome版と、ほぼ同様の機能が実現されています。
ですので、用途次第では、実用的な使用も出来なくはないです。
とはいえ、画面サイズやソフトキーの充実度を考えれば、この環境で手の込んだ作業をする理由はあまりないかと思います。

現実的には、後半で試してみたLTE(3G)環境で、突発的な事態に対応するというケースでしょうか。
これであれば、エクスプローラやメーラーを起動して操作できれば用は足りますので、緊急時にそなえて自宅PCにChromeリモートデスクトップを設定しておくというのは、十分にありだと思います。

以上。

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