GoogleのヘルスケアアプリであるGoogle Fitを使ってみました。
使ってみましたとは言いつつも、アプリをインストールして後は普通に出歩くときに持ち歩くだけです。
これで一日の間に、どれだけ歩いているか、走っているか、自転車に乗っているかを把握できるようになっています。
ちなみに、インストールした直後に過去1ヶ月分のデータを表示してくれるんですが、これはつまりGoogleは1ヶ月分のGPSデータをスマホの中に保持してるってコトですよね。
うーん、それはそれで問題…かなぁ。
基本的にはGPS付き歩数計
おそらくスマホ内蔵の加速度センサーあたりを使って歩行数を計測。
GPSの情報から移動速度を割り出して、歩く、走る、自転車あたりを判定してるんじゃないかと思います。
なので、クルマで移動したりすると、その部分を自転車での移動と判定したりと、まだまだ改善の余地がありました。
流行りの活動量計あたりがライバルになるのでしょうか。
とは言え、スマホのセンサーで計測できる内容は非常に限られますから、その内容からどれだけの健康情報の把握に繋がるのかは、連携するセンサー(ハードウェア)と、解析機能(ソフトウェア)の広がり次第というところでしょうか。
連携アプリからのデータ収集
スポーツ関連のログアプリとの連携が出来るようになっていて、自分の場合は自転車による走行ログを記録するSTRAVAというアプリからデータを収集できるようになっていました。
元のデータは、こんな感じです。
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今のところ、有効なデータを収集できるのはGPSを利用したランニングログや、サイクリングログあたりが主要なデータになりそうです。
前回の更新で紹介した、心拍数計測アプリのInstant Heart Rateは、Google Fitとの連携の設定自体は出来ますが、Google Fit側で、それを利用した表示は今のところありません。
GPS付き歩数計に留まる
現在のところ想定してるユーザー像は、都市生活者の方々が一日どの程度歩いてるのかを把握するぐらいでしょうか。
普段から、何らかのスポーツをしてる人にとっては、それらの情報を収集する手段が限られてるために、あまりメリットはなさそうです。
さらに、収集した情報から、何かしらの健康アドバイスなどがいただければ、利用価値は上がっていくんでしょうが、今のところは、じっと眺めるだけなので、現状では無理に利用する理由がありません。
Googleの発表会なんかでは、けっこう大々的に喧伝してた感じですが、今のところは「がっかり」ですね。
まだまだ、個別のサイクリングアプリ等の方が、利用価値が高いと言えます。
うん、まだまだ。