フリーのフォトレタッチソフトであるGIMPは、凄く便利で高機能なソフトなんですが、一番困るのは、独自保存フォーマットのXCF形式に対応した画像閲覧ソフトが、ほとんど無いこと。
XnViewであれば、かろうじて表示されますが、レイアウトが崩れたり、レイヤーマスクが無視されたりと、正確な表示にはなりません。
これは大量の画像ファイルを扱う場合に、作業性に大きく影響します。
IrfanViewをXCF形式に対応させる
どうやらIrfanViewなら対応しているようなので、試してみました。
まずは普通にホームページからインストーラーをダウンロードして、XCF形式のファイルを開いてみましたが、エラーで表示されません。
エラーメッセージの中に「ホームページからプラグインを入手しなさい」とあるので、指示に従います。
ホームページに行ってみると、プラグインファイルのセットがあるのでzip形式の方をダウンロードしてきました。
その中からエラーメッセージにあった「ImXCF.dll」をIrfanViewのプラグインフォルダー(通常はC:\Program Files (x86)\IrfanView\Plugins)にコピーしてIrfanViewを再起動します。
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これで…おぉ!
GIMPで作ったファイルがIrfanViewで表示されています。
サムネイル表示用のIrfanView Thumbnailsから起動しても、きちんとサムネイル表示されています。
これなら、GIMPメインで使っても、画像関係の作業で目的のファイルを探すのに最小限の手間ですみます。
GIMPユーザーの皆様、ぜひお試しを。
以上。