最近のノートPC、特にモバイル機は薄型軽量化が進んでまして、外部接続端子も最低限になってます。
特に最新モデルでは、USB Type-Cを採用するモデルが増えてます。
確かにUSB Type-Cは転送速度も高速で、充電にも使えるだけの電流を流せますし万能ポートであることは確か。
ただ、その一方で各種の端子に接続するためのアダプタやハブはけっこうなお値段します。
例えばUSB Type-CからHDMI端子に変換するアダプタは最低でも3,000円ほどから。
外出先でプロジェクタにつないだり、自宅やオフィスで外部モニタに接続するような用途で使うなら、はじめからHDMI端子が装備されている方が、アダプタを持ち運ぶ手間もなく、すっきりと利用できます。
他にもUSB Type-B機器や有線LANとつないだりといった利用ケースが想定される場合は、アダプタまわりでゴチャゴチャしそうですし、コストも割高。
世の中でまだまだ一般的なUSBメモリもType-Aのままですし、そのやり取りのためにアダプタを持ち運ぶというのも、あんまりスマートとは言えないですし。
HDMI + USB Type-Aで運用中
自分のVAIO PRO 13は、HDMI端子とUSB(Type-A)端子x2が並んで配置されてるので、モバイルから戻って、自宅で机の上に置いたら、左側に2本のケーブルをさせば、自宅環境(23インチモニタ、プリンタ、USB-DACなど)に接続できるように運用してます。
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キーボード、マウスはBluetoothで。
出先でプロジェクトにつなぐ場合も、最近のプロジェクタならHDMI端子でつながりますし問題なし。
今後Type-C端子が普及していけば徐々に改善されると思いますが、それでも世の中の主流が入れ替わるまではもう少し時間がかかりそう。
極端に薄型軽量を重視するのでなければ、USB Type-Cに加えてType-AとHDMI端子ぐらいはまだ本体に装備されたモバイルPCの方が、使い勝手もコストも良さそうです。