ウェブコンテンツにおいてFlash Playerは今や欠かすことができないプラグインの一つです。
が、それが故にセキュリティ上の脆弱性を狙われることも多く、そのため頻繁にセキュリティ・アップデートが行われます。
正直、このアップデートがけっこう煩わしい。
というわけで、数ヶ月くらい前からFlash PlayerをアンインストールしたままFirefoxブラウザをメインに使っています。
Flashなしでもオッケーなサイトもあれば、動作しないサイトもあり、現状をちょっとまとめてみます。
Youtubeは問題なし
YoutubeはFlashなしでも問題ありません。
動画再生に関しては、最近のブラウザ規格(HTML5)では、Flashなしでも動画再生が可能にするように定められてるので、普通に動画を再生するだけなら、Flashは必要ありません。
ただし、いろいろと手の込んだコトを実現するためにはFlashが必要になりますので、ニコニコ動画やUSTREAMでは必要になるようです。
Webマンガは7割オッケー
紙の雑誌が売れなくなるにつれて、マンガの発表媒体がWebに移ってきています。
こちらも、動作としては単純なので、だいたいのマンガサイトはFlashなしでオッケーなようです。
●Flashなしでオッケー
Webコミックアクション
Comic Walker
マンガボックス
少年ジャンプ+
●Flashが必要
コミックメテオ
Web本とも
ブラウザゲームはダメでした
ブラウザゲームは、多種多様で、一概には言えないです。
全くなしでオッケーなのもあれば、Flash以外の独自のプラグインが必要のものもあったり。
ただ、画面を複雑に動かすようなゲームはFlash Playerの利用率が高いのは間違いないです。
Flashなしでも、影響は少なくなった
AppleがiOSでのFlash対応を拒否したこともあって、Flashなしでも見るのに困らないサイトは大幅に増えました。
以前は、スライドショーをするだけのコトにFlashを利用するサイトもありましたが。
動画、マンガ、ゲームといった一部のコンテンツはまだ必要でしょうが、これも先々は減っていきそうです。
少なくとも、Flash Palyerをアンインストールしたことによって、一般的なWebブラウズに支障をきたすケースは一部と言えます。
これで、頻繁なアップデートにいちいち対応したりする必要もないですし、またFlashを利用した手の込んだ広告に煩わされることもなくなります。
割と、いいことだらけです。
Flashが必要な人はChromeを使おう
GoogleがリリースしているChoromeブラウザは、Flash Playerを内蔵していますので、別途インストールする必要がありません。
アップデートもChromeが自動的に行ってくれますし、Flashが必要なコンテンツを利用する時は、Chromeを利用するのも一つの手です。
また、Windows8(Win7はダメです)搭載のIE10も、Chromeと同様にFlash内蔵ですので、アップデートに煩わされることはないですので、こちらもオススメ。
うちでは、Firefox(もちろんFlashなし)をメインのブラウザにして、Flashが必要なコンテンツだけをChromeで利用するという使い分けを行っています。
このあたりは工夫次第ですが、徐々にFlashへの依存度は下がっていくはずですので、率先して利用しない方向で環境つくるのも悪くないです。