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OneDriveに保存したミュージックファイルを活用する3つの方法

引き続き、OneDriveにミュージックファイルを保存して、ローカルストレージを節約しながら、各デバイスで音楽を楽しむ方法について模索中です。

最初にチェックを開始した時の第一印象は、音楽向けには使えないと思われていたOneDriveですが、いろいろ調べてみると、ちゃんと対応したプレイヤーが見つかってきて、これだけ揃ってるんなら、ぜんぜん使えるじゃん、という状況になってきました。
とりあえずWindows8/8.1、Android、iOSそれぞれに対応アプリが見つかっています。

ちなみに、チェックに使っているミュージックファイルはiTunesでエンコードしたAACファイルで、モバイル向けなのでビットレートは96kbpsと小さめです。
とはいえ、1曲あたり3~4MB程度はありますので、意外とネット上では扱いに困るものでもあります。

1.Windows向けにはGrooveを使おう

まず、当初の目的として、SSD 128GBのストレージしかないVAIO PRO 13で、ネットストレージにあるミュージックファイルを再生可能なら、20GB程のディスク容量を節約が可能になるという目論見がありました。

ところが最初にチェックした、Windows Media Playerや、ストアアプリの純正ミュージックアプリはどちらも対応せず。
OnrDriveのインデックスファイルを、ミュージックファイルとは認識してくれませんでした。

純正のWindowsアプリでダメなら、OneDrive対応はまだ先かと諦めていたのですが、何気なくいつも使っているGrooveを使用したところ、ライブラリの位置をOneDriveに指定し直すと、きちんとミュージックファイルとして認識してくれています。

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再生も問題なし。
曲間が5秒程度あくようですが、気になるほどではないです。
これで、まず最初の目標がクリアされました。

2.AndroidにはBubbleUPnPがオススメ

持ち出しスマホであるXPERIA GX用には、Androidアプリ「BubbleUPnP」をオススメしておきます。

2014-07-21 16.09.49

OneDriveにアクセスしてミュージックファイルを取得しつつ再生してくれるアプリです。
もちろんキャッシュぐらいは作ってるはずですが、基本的にはローカルのストレージを占拠すること無く、OneDriveのミュージックファイルの再生が可能です。

Wifi環境では全く問題ないですし、モバイルネットワーク(Docomo Xi)で少々電波が厳しい場所であっても安定した再生が可能でした。
ただし、うちで使用してるMVNO(DTI ServerMan SIM)の250kbpsモードでは、再生がなかなか始まらなかったり、途切れたりと満足な再生とはいきませんでしたので、この用途で検討中の方はご注意を。

他にも、クラウドストレージ対応だけでなく、ネットワークプレイヤーとしても作り込まれていて、DLNAサーバーのクライアントとしても使えるようになっています。
うちのDLNAサーバーにあるmp3ファイル(192kbps)で試してみましたが、普通に再生が可能。

また、最近話題のChromcastにも対応しているとのことなので、このへん、もし使う機会があれば、詳しくチェックしてみたいと思います。

3.iOSでも、CloudBeatsが使える

前回のエントリで書いたとおり、iOS用にもCloudBeatsというアプリがOneDrive上のミュージックファイルの再生に対応しております。

まとめ

Windows8/8.1、Android、iOSと、現在一般的に使用されている主要な環境で、OneDriveに保存したミュージックファイルの再生が可能ということが分かりまして、これは大変な収穫。

特にWindows8/8.1用のストアアプリGrooveは独自にプレイリストを生成してくれる個性的なアプリで、これが対応してくれていたことは非常にありがたい。
そうでなければ、自宅のDLNAサーバーのファイルをWindows Media Playerでクライアント再生していればよかっただけですので。

かさばるミュージックファイルをネットストレージに保管して、SSD搭載のモバイルノートなどの、軽量なクライアントで再生したいとう用途であれば、OneDriveを強くオススメいたします。
特にWindows8/8.1でGrooveアプリをお使いの方であればローカルストレージを大幅に節約可能です。

以上。