うちではメインで使うブラウザーをFirefox、サブでChromeという使い分けをしてまして、今回はFirefoxが内部設計、UIまわりを大幅に変更するにあたって名称を「Firefox Quantum」というふうに変えてきました。
正式リリースは11月とまだ先ですが、Beta版がリリースされましたので、さっそく試してみます。
インストールは「Firefox Quantum」のページから。
Quantumをインストールすると、旧版Firefoxのフォルダに上書きされるようなのでご注意。
使ってみた感じ、beta版とはいえ比較的安定してますが、想定外の不具合はあるかもしれないので、試用しても問題ないような環境を用意できる方におすすめ。
速い
さっそく使ってみます。
デザイン的にはいろいろ手は入っていますが、戸惑うような変化は特になく。
で、
第一印象は「速い」。
確かに表示は速い。
HTML5をフルに使ったページは、回線速度にかかわらず表示に一瞬待ったがかかったような動作をするのが当たり前の最近のブラウザ事情ですが、そのへんかなり改善された印象。
内部のレンダリングエンジンに大きく手が入ってる様子。
あと、これはおそらく…なんですが、ページ表示に関してのチューニングの方針を変えてきたんじゃないかと。
ユーザーが「待たされてる」と感じる部分を徹底的にリサーチして、その要因を優先的に改善してきたのかも。
規格としてのHTML5が普及しはじめたのは、もう随分と前の話ですが、その中でどんな機能が一般化していくかは、これは実際に使われてみないとわからない。
流行り廃りというのももちろんあるし。
その中で、最近の流行に沿った機能を中心にチューニングを行ったんじゃないかと思われる。
当然、時間が立てば、流行りの機能も変わってくるし、また別のチューニングが必要になってくる。
そんな中で今のWebページに一番あってるのがQuantumといえるのかも。
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Screenshotsは便利
ブラウザ画面のスクリーンショットを取る機能が追加されました。
これは何気に便利。
今まではいちいちSnipping Toolとか起動してましたが、これからはメニューから選択するだけでオッケー。
ページ全体、もしくは選択した場所のみ(マウスで自由に指定可能)から選択できます。
ページ全体を指定すると、通常のスクリーンショットと違って、ページの見えてるとこだけじゃなくて、ページ全体のスクリーンショットを取得してくれる。
これは画面の小さなモバイル機なんかでも便利です。
スクリーンショットに含まれるのは、あくまでページの部分だけで、タブ、メニュー、アドレスバー等は含まれない。
すっきりしたスクリーンショットが撮れるので、それこそうちのようなblogを書いてる人には便利です。
リニューアル
ブラウザとしては、久々に大幅なリニューアル・アップデートです。
「内部的に書き直したました!」とリリースは今までもたくさんありましたが、その効果が実感できるようなレベルであることはなく。
今回は、そのあたりのバランスがうまく取れてると実感。
正式リリースはまだ先ですが、その間Beta版を使いつつ、正式リリースを楽しみに待ちたいと思います。