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文書量が多いなら、高級キーボードを使うべき

前回のエントリでも書きましたが、自分はちょっとだけお値段のはるキーボードを使ってます。 東プレというメーカーが製造してるRealforceというモデル。 購入価格は確か1万5,000円ほど。 USBキーボードごときに1万 […]

前回のエントリでも書きましたが、自分はちょっとだけお値段のはるキーボードを使ってます。

東プレというメーカーが製造してるRealforceというモデル。
購入価格は確か1万5,000円ほど。

2015-01-10 11.38.40

USBキーボードごときに1万5,000円というのは、一般的にノートPCを利用してる方々にすべてにお勧めするわけにはいきませんが、文章量が多いひとであれば購入を検討するべき。

生産性に大きな違いが出ます。
物書き仕事をしてるなら、なおさら。
ノートPCであっても、外付けキーボードを導入することで、生産性があがるのなら検討するべきです。

ある意味、コモディティ化が進んでしまったPCのハードウェアの中で、唯一プロの道具としての資質が溢れているモノとも言えます。

打鍵感の良さ

打鍵感という単語自体がもうPC用語から削除されようとしていますが、この感触の良し悪しは、生産性に大きく影響します。

特に精神的に。

キーボードから、キー入力をするときの、反力の強さとか、押し込むストロークであるとか、底付きしたときの指先への反動とか、一連の動作に対する打ち応えとか、これらを、どれだけ爽快にまとめているか。

これは好みもあるので、一概にはいえないんですが、USB接続タイプで1万円を超えるようなキーボードは、このあたりのまとめ方が実に秀逸で、何でもない文章を打っているだけでも、タイピングによって気分が高揚してきます。

この高揚感は、仕事の生産性に大いに関わってきます。

ちなみに、キートップを平らにするのではなくて、中央の段がくぼむような段差をつけるというのも、細かな工夫の一つですが、打鍵感の良し悪しに比べれば些細です。


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基本のキー配列

前回のエントリでも書いたとおり、最近のノートPCや、スマホ/タブレットを意識した外付けキーボードは、キー配列に独自の配置や形状を採用するものがあります。

キー配置というのは、クルマで言えばアクセル/ブレーキ/クラッチペダルの位置のようなモノで、容易にいじっていいものではないです。
どんなに最初の配置が理不尽であろうが、最初に一度決めてしまったならば、100年でも、200年でも、同じ配置で使い続けるべきもの。

高級キーボードのほとんどが「最初に一度決めた」キー配置を、ほぼそのまま採用しています。
これはPC歴が長く、利用頻度の高いユーザーにとっては、絶対の安心感になりますし、この配置を基本に覚えてさえおけば、出先の作業で多少の変形配列の機材を使うことになっても対応することが可能です。

どんな変形配置であっても、その基本になってるキー配列ですから。

プロは道具の力を最大限に引き出す

「プロは道具に拘る」「プロは道具を選ばない」
この二つは矛盾するように聞こえますが、実はどちらも真実です。

プロは、道具の性質や特質をとことん理解していますので、自分にとってベストの道具を選び出す力を持っています。
自分にとって、一番生産性を高めることができる道具を選定して、それを最大限に使いこなす術を熟知しています。
これが「プロは道具に拘る」部分。

対して「プロは道具を選ばない」というのは、道具に対しての造詣が深いが故に、どんなに性質の異なる道具を渡されても、それにすぐに対応できるだけの力を身につけてます。
それは、多くの種類の道具を事前に試してみるということではなくて、基本になる、基準になる道具に比べて、個々の道具の性質の違いを素早く把握できるから。
その違いを元に、自分の使い方を調整していけるから。

基準がしっかりしているからこそ可能になる技です。

いずれの場合でも共通しているのは、プロは道具の力を最大限に引き出すことであって、「道具に拘る」ことも「道具を選ばない」ことも、副次的なお話で、本質的には同じことを指していますので、お間違えのないように。

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