スマホがコモディティ化したこともあって、最新機種に拘る必要は薄くなってきましたが、それでもアプリの高機能化に伴って、2~3年前のスマホでは、動作が重いというケースも多々。
特に日本のキャリアは余計な常駐アプリを入れるのが大好きなので、メモリ不足で動作が不安定になるというのは困りもの。
というわけで古いAndroid端末でも、比較的さくさく動作させられる軽量のブラウザなんか紹介します。
APUS Browser
ちょっと前まではA5という名前だったらしく、余所のサイトでは、その名前で紹介されてます。
特徴は、とにかく軽いこと。
Android 4.0.3以上で動作しますので、ここ3年ぐらいの機種なら動きそうです。
機能は最小限
機能は最小限です。
Chromeみたいに他のデバイスとの同期をしたり、プラグインを活用したり…という機能はありませんが、ブラウザとしての通常の動作には全く問題なし。
Youtube等も、フツーに再生できますし、ブラウジングで特に困る事はないように思います。
そのかわり、細かい設定を弄ってカスタマイズしたりというコトもできません。
せいぜい、デフォルトの検索エンジンを変更するぐらいです。
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共有機能はAndroid共通のものが使えるので、こちらは最新のモノと見劣りしません。
このへんは、古いiPhone使ったりすると制限になりやすいですが、細かく弄れるヒトにとってはAndroidは延命策も練りやすいです。
メモリ不足の解消
一番の売りは軽さ、小ささ。
ダウンロードサイズも小さいですし、動作に必要なメモリも、かなり少なめ。
実際のメモリ使用サイズをXPERIA-GXで確認してみたところ、プロセスリスト(FMR Memoey Cleaner)でのAPUSの使用メモリは138.1MB。
ちなみにChoromeの場合は207.6MBですので、APUSはChromeに比べて70%程度のメモリで動作してくれます。
これはなかなかのメリット。
XPERIA-GXで使ってた頃はChoromeを起動してブラウジングをしてると、アプリ終了時にメモリ不足を起こしていて、デスクトップアイコンの再描画が目に見えて遅くなることが頻発してたりしてましたが、APUSでは、そういうことはほとんど発生してません。
省メモリアプリの威力を存分に発揮してる感じです。
メモリが少ないスマホの延命策としては、かなり有効です。
以前に紹介したFacebookのLite版との組み合わせで、古いスマホ端末でもかなり快適に使える環境が作れそう。