前々から起動ドライブをもっと高速なNVMeに取り換えようと計画はしてたんですが、いろいろ後回しになってまして。
このほどようやくSATAからNVMeへの換装を行いました。
SAMSUNG 970 Evo Plus
基本的にSSDは特段の理由がなければSANSUNG製をチョイスしてきましたので、今回もSANSUNGの970Evo Plusを購入。
PCIeはGen3x4のモデルなので、B450チップセットのマザーボードに装着できるモデルではほぼ最速モデル。
これ以上はGen4x4のマザボが必要。
M2規格のSSDの取り付けは初めてですが、特に難しいことはなくて、グラボのせいで手を奥にいれずらいコトぐらい。
やりずらいと思ったら、いったんグラボを外して作業した方がよさげ。
あと、固定用のビスが特殊サイズなので無くさないように注意です。
ストレージをSSDだけにしてOS再インストール
ちょっと検索すると、システムを旧ドライブから新ドライブにコピーする方法は出てきますが、同じくらいトラブルの情報も出てくる。
基本的に、あまり細かくカスタマイズして使わないコトもあって、こーゆー時にはOSは新規インストールした方がトラブルが少ないことは経験的にわかってます。
で、さっそくWindows10の最新版(20H2)のインストールイメージをUSBメモリに展開してOSインストールスタート。
特に問題なく…と思ったら、お初に見るエラーに遭遇。
エラーコード「0x80300024」
UEFIでOSインストール時にストレージの優先順位が関わってくるエラー…と。
いつもはSATAの0番に接続してたので問題なかったんですが、どうやらNVMeはSATAよりも優先順位が低く設定されているみたいで、SATAに接続してるHDDのせいでOSインストールが続行できなかった様子。
BIOS画面で優先順位を変更する方法は見つからなかったので、とりあえずHDDの電源コードを抜いてSSDのみにしてOSインストールを続行しました。
あとは特に問題なしです。
スペック上は爆速…体感は?
環境再構築が一段落したらベンチマークでNVMeストレージのパフォーマンスを確認です。
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Readは3,500MB/sオーバー、Writeも3,300MB/sオーバーで爆速です。
一般的なSATA接続のSSDだとReadもWriteも500MB/s程度ですからスペック上は6~7倍ほど。
これで体感上なにかすごいことになるかと言うと…実はそれほど速度向上を実感する場面って無いんですよね…実は。
HDDからの移行ならともかくSATA-SSDからだと、実はSATAのスペックでも十分に高速なんです。
メモリが少なくてページファイルを頻繁にアクセスしたりするなら、けっこう違いは出るかもしれませんが、それならSSDより、メモリを拡張した方がよりスペックアップを体感できます。
それなりにコストかけたんですが、効果のほどはほどほど…という感じです。
ワークエリアとしても利用
まぁ、これはだいたいわかってたコトなので、それほど落ち込むようなお話でもなく。
逆に高速ワークエリアとして活用したい…という意味をこめて、ちょい奮発して1TBモデルを選んだというのもあります。
サイズの大きな動画ファイルとかを扱うには高速な1TBストレージは非常に重宝しますし。
あと、将来的には高速なNVMeストレージを前提にしたシステムやソフトが登場してくるでしょうから、そうした時につまずかないような事前準備という意味も。
こないだ大きなサイズのファイル置き場としてHDDも6TBモデルに拡張しましたので、来年はもう少し動画編集なんかにも本腰入れてみましょうか。