紙の本を否定するわけではないですが、人間歳を重ねると眼は衰えます。
いわゆる老眼というもの。
近くの小さい文字が読みづらく(もしくは読めなく)なり、結果として書籍の小さな文字が非常に読みづらい状況に陥ります。
電子書籍でフォント変更
救いになるのは電子書籍。
小説や新書の類であれば自由にフォントサイズを変更できるので、自分の読める大きさまで拡大すれば快適な読書環境を構築できます。
マンガの類でも10インチ程度のタブレットがあれば、そこそこ快適です。
雑誌の類は10インチ程度の画面サイズではまだ文字が小さいので、自分は27インチのPCで読書するようにしてます。
問題はkindle雑誌
たいていの電子書籍サイトはタブレットで文字が小さいと感じても、PCからブラウザ経由で読めば問題ありません。
ところが問題はkindleの雑誌類。
kindleのPCブラウザ対応は少々特殊で、文字フォントを変更できる小説や新書はPCブラウザでは読めませんが、マンガや雑誌であればPCブラウザから読むことができます。
それなら問題ないように思えますが、PCブラウザから読むと、ページの読み込みが非常に遅く、カラーページの多い雑誌だととても快適な読書環境とは言えず困ってました。
Androidエミュレーター
そこで利用したのあがAndroidエミュレーター。
ようはGoogle Playからkindleアプリをダウンロードして、アプリ内に書籍データをダウンロードして読むという方法。
これならページ読み込みのラグは発生しませんし、27インチディスプレイで最大化して読書が可能です。
※いちおう人様の著作物ですので、一部消しておきますね…
BlueStacks
Androidエミュレーターは、以前からときどき利用してましたBlueStacksを利用。
現在はバージョン5のようです。
手順的には難しいとこは何もなく、BlueStacksのホームページからBlueStacks5のインストーラーをダウンロード。
手順通りインストールを行ったら、Google Playアプリを起動してGoogleアカウントでログイン。
kindleアプリをインストール&起動しまして、AmazonアカウントでログインしたらあとはスマホのKindleアプリと全く同じ手順で快適な読書が実現します。
環境によって設定変更
雑誌類を読むときに、文字がぼやけたり滲んだりする場合は設定変更が必要です。
BlueStacksのデフォルト設定だと画面解像度が1920×1080になってますが、それ以上の解像度のあるWQHDや4Kモニタを利用してる場合は、環境設定画面のディスプレイ設定を変更します。
右上のメニューから環境設定画面に移動して設定すればいい。
環境によっては、画面解像度や画素密度を上げることで読みやすくなる可能性もあるので、各自でお試ししてみてください。
あくまでエミュレーター
いちおうお断りしておきますが、あくまでエミュレーターの動作なので、すべての環境で問題なく動く保証はありませんし、すべての機能が実現されているわけでもありません。
また広告的なものもたくさん表示されますし、BlueStacks独自のポイント的なものもいつの間にか実装されてましたし、そのあたりは各自で見極めながらご利用いただき(もちろん利用しなくてもいい)、そのへんで発生するいかなる事象についても、こちらは責任は持てませんし、関与もできませんので。
そいういう意味では、やや上級者(自分の行動に責任持てる)向けの解決策ではありますが、小さな文字の電子書籍に悩んでる方には、有効な解決策ではあります。