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ThinkPad

液晶モニタL27h-4Aを導入しました

液晶モニタを追加導入しました。
選んだのは、LENOVOのL27h-4A
27インチのWQHD(2560×1440)で、入力は4系統(USB-C、HDMIx2、DPx1)

特徴的なのはUSB-A端子が4つ用意されているので、外回りで使っていたノートPC(うちではThinkPad T490)を、USB-Cで接続して、外付けのキーボード、マウス類をワンアクションで接続するような用途に向けた作りになってること。

実際のところ、自分のユースケースがまさにそれで、特に夏場は自室にエアコンがないため、今年はこの液晶モニタにキーボードとマウスのドングルを差してUSB-Cケーブル一本で運用するというのが一番の目的です。

作りはビジネスモニタ的

最近はやたらとゲーミングモニタ的な機種が注目されますが、実際のところゲーミングモニタをゲームに使ってるユーザー数ってたいしたことはないはずで、主用途はビジネス用途。

L27h-4Aは、IPSパネルで輝度350cd/m2、コントラスト1500:1、色域99%sRGB,90%DCI-P3とエントリ向けよりはちょいと良いかな程度で、ゲームにも映画視聴にも向いたものではないです。
実際、レビューサイトの検査機材を使ったチェックではパネルの評価は低めで、特に輝度ムラはあまりよろしくないとのこと。

ただ、L27h-4Aは2万円台前半で入手可能で、同程度の機種も存在はしますが、あまり信用できるメーカーとは言えない製品なので、名前のあるメーカー製で27’WQHDでUSB-C経由でPD給電を活用した運用するなら、割と手堅い選択とも言えます。

実際、表示品質は良くもなく悪くもなく普通です。
ゲームや表示品質が重要なクリエイティブ作業に多用する人でなければ十分満足いくと思います。
普通が一番という人向け。

操作性も普通

背面にあるのは電源、入力切替、設定変更スティックボタンの3つのみ。
設定変更スティックはこれまた一般的なもので、何かの設定をまとめてメモリーして呼び出せるような機能もなく、基本的は同じ設定をずっと使い続ける的な運用が無難なとこ。

いちおうLenovo Accessories and Display Managerというアプリが提供されているので、設定変更スティックと同様の操作はPCからも操作可能ですが、やはり設定メモリー的なものはありませんのでとっても便利というものでも無いです。

やはり、PCと設置場所に合わせて設定を決めたら、あとはそのまま使い続ける的なビジネス用途向けっぽいです。

スピーカーも普通

この手の液晶モニタとしては、内蔵スピーカーの音質も普通です。
手持ちのほかのモニタに比べると、ややすっきりした音で鳴ってくれるので、聞いていて不快な感じはないですが、動画や音楽の鑑賞に耐えるようなものではないのでご注意を
そうした用途で使うには外部の音響システム必須です。

トリプルディスプレイ化

設置する部屋にHDMI入力のある液晶テレビもありましたので、いちおうトリプルディスプレイ化も試してみました。
(L27h-4Aとは直接関係ありませんが…)

1 本体
2 L27h-4A(USB-C)
3 液晶テレビ(HDMI)

ですが、特に難しいことはなく実現可能です。

ただしThinkPadのUSB-Cは、Tunderboltに対応した手前にある方に接続する必要があることと、表示設定は「拡張」を指定する必要があることぐらいです。

これでL27h-4Aで仕事をこなしながら、液晶テレビで動画を見る的な運用も可能になりました。
(そんなに使わない気はしますが…)

USB-C接続の普通のモニタ

L27h-4Aは、ビジネス用途でUSB-Cを前提にしてノートPCを運用するのに向いた普通のモニタです。

それ以外の用途だと確実に不満が出る可能性がありますので、くれぐれも機種選定条件をお間違えのないように。