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サクラ革命サービス終了に対して思うコト

先日「サクラ革命」の6月末でのサービス終了が発表されました。

個人的にはかなり期待してプレイしていたものの、そもそも「サクラ大戦」自体がそれほど売上をあげたタイトルではないので細々と長くプレイできればと思っていたところ非常に残念。

こちらのブログでも少々話題にしてたので、いちおう自分的に総評しておきたい。

サクラ大戦を継ぐ作品

社会人になった直後にSS/PSがリリースされた世代なので、ゲームにそれなりの時間を費やしてきたのは間違いなく、サクラ大戦シリーズも1から5まですべてプレイしてきた昔からのサクラファン。
池袋の大正浪漫堂に遊びにいったコトもありました。

その視点から見ても「サクラ革命」がサクラ大戦のシリーズ作品であることには何の不満もないですし、ストーリー、キャラクター、音楽、表現、ともに十分満足できるものでした。

ネットで見てると脚本、キャラデ、音楽などスタッフの大部分が替わってしまったので古参のファンが離れたのがサービス終了の大きな要因なんて言ってる方々もいらっしゃいます。

が、古参のファンはそんな些細なコトで離れません。

自分は今回のサービス終了を残念に思ってますし、最低限1年間はサービスを継続して物語を紡いで育てていって欲しかったと今でも思っています。

すぐに落ちるアプリ

問答無用に悪かったのは初期のアプリの安定性の無さ。
現在はアプリが落ちることはめったにない状態に安定しましたが、リリース初期から2,3か月はかなり悪かった。

うちのブログでもBlueStacksでのプレイに切り替えたりなどいろいろ工夫しました。
スペック低めのスマホでプレイしてる方々には苦痛だったのは間違いないはず。

それなりに実績のあるソフトハウスに担当してもらったはずなのに、このありさまは残念でしたし、サクラ大戦を知らずにプロモーションで興味持って遊び始めてくれた人が離れる要因のひとつは間違いなくコレだったんじゃないかと。

課金する必要性の無さ

ソーシャルゲームの売上は、ユーザーにアイテム等に課金してもらうことで決まります。
サクラ革命でも「霊子水晶」を購入してガチャを引けるシステムになってました。

が、ある程度プレイしたあたりで思ったのが「このゲーム、そんなにガチャ要らないよね」というコト。

日常のプレイでたまる霊子水晶だけでも十分にガチャを引けて、プレイするぶんのキャラには困らない。
もちろん全キャラ揃えるなら、それなりの課金と強運が必要ですが、そうするとキャラの育成が追い付かなくなる。

このゲームの不満点に、育成アイテムのドロップ率やバランスが悪くて、キャラの育成がなかなか進まない…というのもあって、それがさらにガチャ課金の必要性を下げてた印象は強い。

唯一の売り物の価値を下げてたゲームシステムには大いに問題があったと思う。

B.L.A.C.K.の出番が少ない

本来なら帝国華撃団とのライバルユニットとして並び立ってストーリーを牽引するはずだった大帝国華撃団B.L.A.C.K.

オープニングストーリーではそれなりに出番があったものの、それ以降は極端に出番が少ない。

そもそも最初はサクラ大戦の新作とは別に発表したりして印象を強めてたし、ネットでの評判も人気もかなり高かったのに、この扱いの少なさは納得いかない。

先日公開された「近畿編」でのストーリーの盛り上がりを見ても、B.L.A.C.K.の活躍の場を作れなかったのは大きな失敗だと思う。

「帝国華撃団」と「大帝国華撃団B.L.A.C.K.」の2チームを編成させて、交互に別のシナリオをプレイする形でも良かったんじゃないかとすら思う。

その意味では脚本やシナリオ以前にゲームデザインの段階で踏み違えていたのかも。

最終章に向けて

それでも唐突な打ち切りではなくて「最終章」を実装して物語の結末を見せてくれることには感謝したいと思ってます。

今現在、育成アイテムの大盤振る舞い状態で、最高レベルまで到達したキャラもだいぶ出てきましたので、このまま5月末の最終章に備えようと思います。

中部、北陸、東北、北海道、関東の華撃団メンバーの扱いがどうなるのか分かりませんが、たぶん追加はせずに発表済みのメンバーを1チームにして登場させるのでしょうね。
今現在、ちょうど8名ですし。

変に先送りにせずに、きちんとしたラストを迎えられるコトを期待して最終章を待ちたいと思います。