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スマホを使った在庫管理システム

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」担当Mでございます。 「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。 投資家と大企業はアベノミクスと呼ばれる施策のおかげで多くの資産を増やすことに成 […]

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」担当Mでございます。
「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。

投資家と大企業はアベノミクスと呼ばれる施策のおかげで多くの資産を増やすことに成功しているようですが、残念ながら、我々、中小零細企業に関しては、その恩恵に預かれる日が来ることはなさそうです。
まだまだ不安定な世の中をサバイバルしていかなければなりませんが、それも悪い人生ではないです。

そんな中、少しでも効率よく稼ぐことは我々にとって至上命題です。
そのためには、次々と登場する低コストで利用可能なITサービスを積極的に活用することは必須であると言えます。

パソコン教室「ら・く・か」では、そうしたサービスを中小企業が導入・運用するような案件を、いくつかお手伝いさせていただいています。
従来に比べてかなりの低コストを実現しております。

少量多品種商品の在庫管理

地方の工場・販売店では、在庫管理の重要性を理解していながら、それをきちんと管理しきれていない企業が、意外なほど多いという実態があります。

主力商品の数種類程度については、ノートのようなものに記入して管理するものの、出荷量の少ないものについては十分に管理できず、ビジネスチャンスを逃したり、在庫を廃棄したり、という状況を経験しているようです。

こうした損失は小さな企業ほどダメージになります。
大手であれば、ハンディターミナルを導入して、そのデータをパソコンに送って管理するソフトを自社向けに開発し運用することで、こうした損失を防いでいますが、こうした開発には最低でも50~100万程度の案件になります。
これは地方の経営者には、少し厳しい金額です。

スマートフォンで在庫管理

01
今現在、ありがたいことにスマートフォンと既存アプリを使うことで、低コストで在庫管理が可能になっています。
具体的には

1.スマートフォンのカメラを使って、商品のバーコードを読取り。

2.各商品ごとに、入庫・出庫をチェックして在庫数を確認。

3.在庫データをパソコンに転送。

4.パソコン側のソフトで在庫の確認・データの加工が可能。

こうした流れで、低コストの在庫管理が実現可能です。

1.2.に関しては、専用のスマートフォン用アプリがありますので、それをそのまま使用します。
商品種類はバーコードを読み取るために間違うことはありません。
細かいカスタマイズはできませんが、1,000品目程度まで対応可能な高機能なアプリです。
この部分での開発コストは発生いたしません。

3.に関しては、データ転送アプリを細かく設定をすることで実現します。
この部分での開発コストも発生いたしません。


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4.は、いわゆるCSV形式で在庫データを受け取れますので、表計算ソフトのExcelを使って確認できます。
パソコン教室「ら・く・か」では、最低限の加工をして、見やすくレイアウトし、別シートに在庫の履歴を記録するExcelマクロを用意していますので、すぐにでも在庫管理がスタートできます。

ここまでは最低50,000円程度のコスト負担から実現できます。

その他の追記事項

Excelでの在庫データの利用方法は、企業によって異なる部分が多いためカスタマイズによる追加コストの発生はあるとは思いますが、大手の企業が行なっているような大規模な開発コストに比べれば僅かな金額です。

スマートフォンでは画面が小さく読みづらければ7インチタブレットもオススメしております。
表示サイズと、持ち運びやすいサイズ・重量で、既存のハンディターミナルに代わるものとして企業での採用も増えています。

流通にそのまま載せるためのバーコード(45、49で始まる13桁のJANコードなど)は導入コストがかかりますが、ITサービスを利用して社内専用の管理用バーコードを導入するのも難しくはないですので、こちらも対応可能です。

低コストで機敏な対応を進める

かつての企業によるIT利用は、多額の予算を使って、自社の作業フローに完全に一致したITシステムを構築することが主流でしたが、現在にいたって、その流儀を通すことはかなり危険な行為です。

時代の流れに合わせてビジネスを変えていかなければならない現代では、構築したITシステムに頻繁に手直しが必要となります。
これは継続的なコストとなる上に、システム全体の安定性を揺るがすケースにも発展します。
また、ITシステムの制約が、自社ビジネスを制限するようなことになれば、それは本末転倒です。

現在に必要なのは、汎用的な技術を、いかに素早く自社のシステムに組み込むか。
その際、自社のシステムと完全に一致するモノを作りこむのではなく、一番重要な部分、今回であれば在庫数を全種類に対し完全に把握する、という目的を優先し、迅速に低コストでは導入することが肝心です。

パソコン教室「ら・く・か」は地方でこそ活きるをテーマに、こうした中小企業向けの小規模システムの開発に取り組んでおります。
こうした小さなIT技術こそが、今の地方の企業に必要な技術と確信しておりますので。

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