DOCOMOのSO-04D(XPERIA GX)にもAndroidのバージョン4.1.2が提供されました。
発売一年後が速いか遅いかはともかく、まだ購入1ヶ月の我が家のXPERIA GXですが、さっそくバージョンアップを試してみました。
試してみました、とか手軽に買いてますが、ダメだったからと言って、もとには戻せないのでそのつもりで。
具体的な更新手順は、他所でいくらでも書かれてると思いますので、バージョンアップ後の使用感や問題点など書いてみようかと思います。
問題点
・発熱しました。
バージョンアップ直後は、OS更新というタスクを実行したので発熱してるのは同然ですが、しばらく経っても温度が下がりません。
電池の消耗も早く、何かのプロセスが暴走してるっぽい感じです。
設定画面から電池を消費してるプロセスを見てみると、どうやらFacebookアプリが悪さをしてる模様。
もともとAndroidのFacebookアプリは、ほとんど使ってなかったので、これを機会にFacebook関連のプロセスをどんどん無効にしていったところ、異常な発熱状態は収まり、電池の消耗も通常に戻りました。
XPERIAは、Timescape用のFacebook関連プロセスが大量に存在してますが、それっぽいのは全部切っちゃっても問題なさそうです。
通常のFacebookアクセスはFriendCasterなどのアプリで十分間に合いますし、ちょっと複雑な操作でも、ブラウザ経由でアクセスすれば大抵問題なく使えますので、Facebookアプリが必須ということはありません。
いいトコ
実は問題は先ほどの発熱だけで、他には一切問題は発生しませんでした。
以下、いいとこだけ書きます。
・カッコよくなった!
まず、全体的にカッコよくなりました。
UIをテーマで指定できるようになって、壁紙だけでなく、アイコンや文字の色もテーマに合わせて一緒に変更されるので、見た目がかなり綺麗になりました。
・スクロールが改善
いろいろと内部処理が効率化されたのか、スクロールがスムーズなったのを実感できます。
とはいえ、最新のiPhoneとかに比べると、そこまでのレベルではないですが、少しでもスムーズになったのはいいコトです。
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・ロック画面の解除操作が改善
今までの待受ロック画面だと、画面の端から端までスワイプが必要でしたが、今回のアップデートで上か下に少し動かすだけでオッケーになりました。片手でロック解除したい人にとっては、よい改善。
・通知バーが機能アップ
XPERIA GXの通知バーはトグルスイッチが、音声、BT、Wifi、データ通信の4つしかありませんでしたが、これにバックライト、テザリング、GPS、機内モード、画面回転が追加されました。
機内モードなんかはウィジェットから操作してもそんなに問題なかったですが、正直、画面回転は使いづらかったので通知バーから使えるのはありがたいです。
・ワークメモリに余裕ができた。
使ってて、そんなに実感あるわけではないですが、4.0の時は常に100MBちょいしか空きがなかったワークメモリが300MBぐらい空くようになりました。
これは、将来アプリが肥大化してきた時に、長く使えると考えればいいんでしょう。
基本的に、電池パックを自分で交換できる機種を選ぶことで、長く使う気でしたのでこれは大歓迎。
他にも改善点はあるようですが、実感を持って改善されたのは以上です。
全体的に内部処理の効率化が進んだようで、すべての操作においてバージョン4.0の頃に比べて微妙によさげ、という印象です。
Facebook関連の熱暴走問題はありますが、自分でOSアップデートができる人なら無効化マネージャあたりを使って、ちゃんと対応できると思いますので、基本オススメの更新です。
ただし、あくまで問題を自分でなんとかできる人が対象ですので、自信の無い方、今のところ問題ない方は、うかつにアップデートはしない方がいいかもしれません。
元には戻せないそうですので。