現在、シートバッテリーを追加した状況で運営中の我が家のVAIO PRO 13ですが、電源管理にも少々工夫をしております。
といってもバッテリーの稼働時間自体は、十分な時間を確保できているので、どちらかと言えばバッテリー自体の劣化を防ぐお話。
VAIO PRO 13の本体バッテリー交換は、メーカー預りで約1.5万円。
それに対して、同容量のシートバッテリーは、ユーザー交換が可能で約1.0万円。
もともと第4世代Coreプロセッサ搭載のVAIO PRO 13はバッテリ稼働時間は長いので、シートバッテリーの電気をメインに使って、本体バッテリの充電回数を減らせば、その分、バッテリの劣化を抑えられます。
今回は、その設定について。
いたわり充電モード
PCのバッテリーはフル充電すると、バッテリー自体の劣化を加速しますので、使い勝手のよいノートPCであれば、それを抑えるための充電設定を指定できるのが普通です。
VAIO PRO 13でも、バッテリー充電を80%でストップするよう設定できます。
「VAIOの設定」アプリを呼び出しますと、電源・バッテリーの設定項目一覧が表示されます。
ここでバッテリーのいたわり充電モードの詳細ボタンを押します。
充電を50%で止めるか、80で止めるかが選べますので、好きな方を指定します。
ちなみにシートバッテリー装着であれば、ただでさえ本体のみの倍のバッテリーがあるので、普段は50%で止めておいて、外出して使用する予定のあるときだけ、OFFにして前日のうちにフル充電するという運営もありだと思います。
うちでは80%で運営しています。
バッテリー残量警告の変更
バッテリー残量が一定のパーセンテージを切った時にWindows8から警告が出ます。
デフォルトは10%に設定されてますが、シートバッテリー装着時には、本体のみに比べて倍の稼働時間が残っているので、これは少し違和感があります。
本体のみと同じ時間感覚で使いたければ、ここは5%に設定するのが正解です。
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ですが、今回は本体バッテリーの劣化を抑えるというのがテーマですので、ここはシートバッテリーのバッテリ残量がなくなる直前に警告を出すように変更しておきます。
本体:80%、シート:4%の状態で警告してもらうためには、足して2で割って42%に設定します。
これで、シートバッテリーがなくなる直前に警告が出ますので、ここでACアダプタに接続すると本体バッテリーの余計な充電が行われないので、バッテリーの劣化を抑えることができます。
手順としてはコントロールパネルの「システムとセキュリティ」から「電源オプション」をクリック。
そこから使用してる電源プラン(通常は一番上のバランス)の「プラン設定の変更」をクリックして、さらに「詳細な電源設定の変更」をクリック。
表示された「電源オプション」の詳細設定の中の、バッテリ→低残量バッテリのレベルの項目で、バッテリ駆動時の指定を42%に変更すれば設定完了です。
以上、2項目の指定で、本体バッテリーの劣化を抑えることができるはずですので、このあたりが気になる方にはオススメです。
ただし、ほんとに効果的かどうかは、現状のところ確認の術はありませんので、あくまで理屈上は…です。