せっかくiPad版のGoogleドキュメントをチェックしてみましたので、今度はAndroid版の方もチェックしておきます。
手持ちのAndroidタブレットがないので4.6インチのXPERIA GXでのチェックになりますが、機能性のチェックには十分かと思います。
表には対応するが、画像、数式には非対応
前回同様、Chromeアプリ版で作成した書類を開いてみます。
やはり本来のレイアウトでは表示されずに、写真の位置・サイズは大きく崩れます。
満足な対応状況とは言えませんが、iPadに比べると表の挿入が可能になっています。
ですので、一覧表のような書類を作る際には、ぎりぎり対応可能です。
ですが、画像は表示されるだけ、数式に至っては表示すらされませんで、タッチすると非対応アイテムのダイアログが出るのは同じです。
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オリジナルの表示にはPDF出力が必要
元のレイアウトから崩れた状態で表示されますので、本来のレイアウトで見たい場合はPDFでローカルにエクスポートした上での対応になります。
面倒ではありますが、PDFにした時点で、他のアプリでの活用(印刷とかメール添付ぐらいですが…)が可能になるのが、ちょっとだけメリット。
まとめ
iPad版に比べれば、表の挿入に対応してるだけ機能は増えていますが、十分とは言いがたいレベルです。
そもそも、Android版のQucik Officeアプリでなら画像の挿入にも対応していますし、機能ダウンした状態でQuick OfficeからGoogleドキュメントへの移行がアナウンスされているのは納得できません。
これだけでは、まだまだ機能不足です。
世の趨勢は、これからPCはどんどん衰退していって、タブレットに取って代わると吹聴されてる方々がおられますが、おそらくその方々はタブレットの日本語ワープロアプリで原稿書きをしたことがないのでしょう。
Chromeアプリであれば、十分に代替可能なレベルに来ていると思いますがiPad/Androidアプリのワープロの対応状況、機能性、利便性はまだまだお話にならないレベルです。
これで移行なんてあり得ませんね。
以上。