今年のはじめに入手していたXPERIA Z4に格安SIM(通話つき)を入れて運用中。
今まで使ってたXPERIA Z3 Compactにも格安SIM(データ通信のみ)を入れてるので、状況に応じて使い分けてます。
通話が必要なのはイベントの受付程度ですが、その場合はZ4で。
自転車で出かける場合は、ジャージのバックポケットに小さく収まるZ3 Compactで。
Z3世代と、Z4世代は、パフォーマンスもほどんど変わらないので、ほぼ同様のアプリを入れて運用中。
Z4は電話としては大きすぎ
使い始めて思うのは、Z4(5.2インチ液晶)は、明らかに電話としては大きすぎです。
こんなものを耳元にあてて通話するって、もうiPadを耳元にあててるのと一緒です。
手の収まりも悪いですし、長電話したら握力なくなるのも早そうです。
自分は通話のメインはガラケーで行ってるのでいいですが、これを通話に使わなければならない人はツライのは間違いない。
正直、今や主流は5インチオーバーになったスマホの画面サイズですが、適正サイズではないです。
大きな方が立派でしょ…というような理由でしか商品を作り込めないのなら、それは人間のための商品開発では無いです。
自分としては、今まで使ってきた4.6インチクラスのサイズが限界じゃないかと思ってますが、今後どうなることやら。
メディアビューワーとしては優秀
5.2インチのフルHD液晶なので、メディアビューワーとしては優秀です。
動画、写真、ゲームなんていうあたりは、小さなスマホよりメリットがあるのは分かりますが、だったら手頃な値段のタブレットがたくさんあります。
一般のSNSアプリなどは、単純に画面が拡大されて見やすいのはいいんですが、せっかくのフルHD解像度を活かすことはできないのが実情。
PCなら解像度や画面サイズが大きくなれば、一覧性が向上するという恩恵があるんですが、スマホの場合はそれはなし。
電子書籍のように、文字サイズと行間を調整できるアプリでは、フルHD液晶が威力を発揮するので、この用途での利用はオススメです。
端末に大差ない、利用用途が重要
ほんとにほんとに今更ですが、いま、スマホを買い換えてもさして違いはないです。
iPhoneにしろ、Androidにしろ、何か新しい機能が追加されるってわけではないことは覚えておきましょう。
カメラの画質も、そんなに大差はなく。
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大事なのは「どのスマホを持ってるか」ではなくて「スマホを何に使っているか」です。
スマホのカメラで撮影してSNSにアップロードとか。
メールチェックして回答するとか。
会話で出てきた疑問点をネットで検索とか。
マップでナビしたりとか。
そんなのは誰だってやってます。
どの端末でもできます。
自分が何にこだわり、何を表現したいか…が明確でないと、スマホもただ持ってるだけになりがち。
他の人と同じ、他所と変わらない用途にしか使えない。
写真にこだわるなら、デジタル一眼の超高画質の画像をアップロードしたり。
情報発信にこだわるなら、BTキーボードで現場で素早く質の高いレポートを作成したり。
音楽演奏にこだわるのなら、楽器アプリを入れて、何時でも何処でも作曲したり、演奏したり。
ちなみに音楽を聞いたり、映画を見たりするにはスマホはベストデバイスでは無いです。
ようやくスマホは道具になった
スマホの進化が落ち着いて、どれを選んでも大差なくなったこの時代、ようやくスマホを道具として利用できる状況になったと言える。
どのように使うか。
どう工夫して使いこなすか。
それを決めるのは、すべてあなた。
他の人と同じ用途でしか使えないなら、ただの情報消費端末…暇つぶしツールでしかない。
一端の先進国に住んでて、スマホを持ってるなら、ならではという使い方をしてほしいとは思います。
実際、そんなに安いデバイスでは無いですし、投資に見合ったリターンを受けるための道具として活用しましょう。