マルウェアの猛威に対して、少しでもこーゆーのやると拙いんだなと啓蒙するシリーズの第2回です。
うちの担当者がこれは一般ユーザーには不要なプログラムではないかと判断したプログラムを、そのインストールの様子や動作を紹介していきます。
これをインストールするかどうかは各ユーザーの判断ですが、うちとしてはオススメしないプログラムですので、このような画面を見たときに自分がどうするかは御熟考ください。
今回はFilesFrogというサイトで配布されているツールをインストールしてみました。
一見、きちんとしたツールを配布してるように見えますし、TeamViwerとかFireFoxとか、ちゃんとしたソフトもあるようです。
が、ここの「FilesFrog Update Checker」というのが問題のソレ。
コンピューターをスキャンして、インストールするべきソフトをチェックしてくれるとはいいつつも、まぁ、どんなソフトを進められるかは想像がつきます。
では[Download]ボタンを押して、更新ページに行きます。
[Free Download]ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。
ここで[実行]を押すと、おなじみ「ユーザーアカウント制御」メッセージが表示されます。
フツーは「いいえ」を押すことで、余計なソフトをインストールさせることを防げるのですが、なぜか、ここで「はい」を押してしまうとインストールが続行されてしまいます。
--- ads by google ---
--- end of ads ---
ちなみに最初の起動で何故かソフト自体が一回クラッシュしました。
インストールが完了すると、PCを起動する度に右下の通知バーにアイコンが表示されて、裏で何かしらの作業を行うようになります。
おそらく、しばらく常駐したままにしていると、時々、怪しいソフトのインストールを勧めてくるタイプだと思われますが、そこまではつきあえません。
今回も、通常の「プログラムのアンインストールまたは変更」画面から削除が可能のようですので、何かの拍子にインストールしちゃった方は、こちらからアンインストールを実行するのをオススメします。
うちとしては、FilesFrogは特にインストールする必要もなく、間違ってインストールした方々には、削除しても問題ないプログラムであると判断します。
使用をオススメいたしません。
以上。