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VAIO PRO 13を一年使ったレビューまとめ

7/1付けを持ちまして、VAIOブランドのパソコンはSONYの手を離れまして、バイオ株式会社が手がける新ブランドとして再スタートを切りました。

vaiocom

新会社で取り扱う機種は既存の中から3機種でVAIO PRO 11/13とVAIO FIT 15E。
このラインナップから見て取れるのは、奇をてらった、奇抜な、アイディアだけの製品を開発するのではなくて、きちんと道具として使える魅力のある製品を提供する、という決意のように思えます。

自分はVAIO PRO 13を一年使ってきましたが、それが継続モデルの一つとして採用されたことには意味があると思っています。

VAIO PRO 13に乗り換えての一年間を、長期レビューとしてまとめておきたいと思います。
自分がモバイルノートに求めているのは、道具として、きちんと役にたつということ。
あれも出来る、これも出来る、と欲張る必要は何も無く、毎日使うユーザーが目的を達成するにあたって、過不足無い機能と、使い勝手と、頑強さを備えることが第一と考えてます。

キーボード

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モバイルノートPCとしては、キーボードは必要最小限度を確保していると言えます。
キーストローク自体は、そんなに深くはないですが、「キーを打った」という感触がよく調整されていて、モバイルノートとしては、これ以上を望むことはないです。

惜しむらくは、タッチパッドがスペースキーのちょっと右側(本体の中央)によっているために不意に右手のひらが触れてカーソルが飛んでしまうことがあること。
モバイルノートPCに限らず最近の機種は、タッチパッドを大きく、かつ段差無くデザインしますが、これをスペースキーの正面に持ってくれば、だいぶ改善されるはずです。

ディスプレイ

ハーフグレアタイプのタッチ機能無しフルHDディスプレイを選択してます。
道具として使うなら、ハーフグレア、アンチグレアタイプの液晶は絶対に必要で、これは今後も残してもらいたい選択肢です。
もちろん、写真や映画をとことん楽しみたいというのであればグレアを選ぶというのもありでしょうが、13インチの液晶では限界あります。

それこそ映画あたりをメインで楽しむなら、15万も出してモバイルPCの13インチの液晶を使うよりは、10万ぐらいで40インチの液晶テレビ等で楽しんだ方が満足度高そうです。

道具として使うのであれば、無駄な映り込みはないにこしたことはないです。
画面の見やすさという意味では、グレア、アンチグレアで大きな差はないでしょうが、背景や自分の顔が画面にはっきり映り込むのは、集中力を欠きます。

ちなみに、ハーフグレアタイプの液晶でも十分に高品位で綺麗な映像を楽しめます。
動画を楽しむ機会は、以前のThinkPadよりも格段に増えましたので、画質で極端に劣ることはありません…というか標準以上です。

頑強さ

発売当時は全体的に強度が不足なんじゃないか…というレビュー記事を多く見かけましたが、1年使って杞憂であったことを明言します。
強度不足を感じたことは、ほとんどありません。
僅か1kg程度の本体を、ここまできっちり作り込んでいるのは見事です。

スリムノートですので、ぐっと力をかけるともちろんたわみますが、通常はそんなことはしませんし、薄くてぺらぺらに見える液晶部分も、開閉時に強度不足を感じるわけではないです。
精度よい作り込みのおかげで、隙間が見えたり、ゆがんだりということもなく、強度不足を心配する必要は全くありません。

あと、外装のUDカーボンは硬度が高いのか素材の特性なのか、天板部分に傷や汚れが付きづらいようで、使っていて余計な気を回す必要がないのも気に入ってます。
ピカピカだけど、指紋が付きやすくて、毎度毎度クロスで拭くようでは仕事になりませんので。

シートバッテリー

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モバイル使用も多いので、シートバッテリーを追加して使っています。
バッテリーライフが2倍になるという本来の役割の他に、様々なメリットがあるので、これは値段が上がっても標準装備にしてもいいんじゃないかと思えるほど、オススメのオプションです。

くさび形の特徴的なスタイルなので、装着するとキーボードのチルトスタンドの役割を果たします。
キーボードの打鍵感がよいのは、これを使っているおかげもあると思います。

持ち運び時のハンドリングが向上します。
本体が、非常にフラットで薄いために、そのまま手で持っていると、滑り落とすという危機感が常にあるのですが、シートバッテリーを装着することで全体的なフォルムがくさび形になりますので、持っていて安心感があります。

そして、余所のメーカーにはない独特のシルエットになりますので、ここも大きな満足感になります。
自分は、このシートバッテリーを大いに気に入っています。

無線LAN

ほとんど不満の無いVAIO PRO 13ですが、一点だけはっきりマイナスポイントなのは無線LANアクセスポイントとの相性があること。
余所でも書かれていますが、NEC製の無線LANルーターとの相性が悪いのは、今後絶対に解消して欲しいところです。

自分も、自宅の無線LANはNEC製を使ってきましたが、突然無線が応答しなくなる、USBストレージをつなぐと無線LANが通じなくなる、など理不尽なトラブルが頻発しました。
いろいろ設定を変更してみましたが、最終的にはバッファロー製のルーターに変更することになりました。
これだけは、けっこう大きなマイナスポイントです。

まとめ

スペックについては全く触れていませんが、大事なのはそこじゃないというコトですね。
いちおうCore i5-メモリ8GBなので、Windows8.1で使うには当面困ることはないでしょう。

道具として長きにわたって使い込んでいく為に必要なコトは、表面上のスペックに現れてはきません。
それを実際に使ってみてどうかというユーザーの使用感が全てです。

かつて、自分にとってはIBM ThinkPadがその役割を果たしてくれましたが、今のLENOVO ThinkPadは、道具としての役割よりも、販売のためのブランド性を優先してしまいました。
大多数のユーザーにとっては、それで必要十分なんでしょうが、自分が道具として使うには足りませんでした。

その直後にチョイスしたVAIO PRO 13が、ここまでしっかりした作り込みをしていたことは幸運だったと思います。
スペックやデザインなどの表面的な部分に捕らわれずに、道具として使うユーザーをきちんと想定して作られた貴重なプロダクトだと思います。

VAIOがSONYを離れて、小さなメーカーと出発するというのは、かなり厳しいお話ですし、前途多難が予想されますが、VAIO歴一年の新参ユーザーとしては、このプロダクトを作り上げてくれたエンジニアに感謝の意を表したい。

自分が、次のモバイルノートを購入するのは、かなり先の話になってしまいますが、そのときに指名買いできるようなプロダクトを作り続けているコトを強く望みます。

以上。

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2件のコメント

  1. ……ノングレアとアンチグレアのことに関して、酷い勘違いがありますよ。

    グレア=glare……きらきら、ぎらぎらと光り輝いていること。
    アンチ=anti……~の反対の
    ノン=non……非~、不~

    つまり、表面に反射防止加工を施していないきらきらしたものがグレアパネル。
    反射防止加工を施したものがノングレア=アンチグレアですよ。
    ちなみに、今時のテレビは安物のグレアパネルなんて使っていません(本当に安い機種は分からんですが)。
    まともに金をかけてハーフグレア処理にしていますからね……。
    黒のシーンで自分の顔が写り込んでは、没入感が台無しです。
    昔のテレビや安物液晶がグレアなのは、アンチグレア処理やハーフグレア処理の表面処理にコストがかかったからです。

    1. コメントありがとうございます。
      ご指摘通り、ノングレアを勘違いしてました。
      映り込みの多い液晶のコトを指したかったので、グレアと書くべきトコロでした。

      テレビの液晶に関してはぜんぜん詳しくはないのですが、15万も出して13インチ液晶で動画を楽しむよりは、10万も出せば40インチ以上のテレビが買えちゃうんだから、そっちの方がいいんじゃないという意味で書いたつもりでした。

      ともあれ、イメージだけで書いちゃった感あるので、修正しておきます。

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