先日のモバイルスピーカーSONY SRS-X33購入以後、主にXPERIA Z4をBluetooth(LDAC)で接続して、充実のミュージック・ライフを満喫中。
やはりXPERIAシリーズは、SONYの製品ということでミュージックプレイヤーとして活用するのがしっくりきます。
もちろん、他のスマホでも、単に接続して再生するだけなら同じなんですが、ミュージックプレイヤーとして手をいれるべきところに、きちんと手が入れてある…という感じ。
XPERIA標準のミュージックプレイヤーも「WALKMAN」の名前は取り下げてますが、音質、機能は一級品です。
サウンドイコライザ
周波数ごとにレベルを調整できるサウンドイコライザ。
XPERIAなら、これがスマホ側のコントロール項目として用意されていて、ClearAudio+やDSEE HXといった高音質化機能も、SONYのアプリだけじゃなくて、全てのアプリで恩恵を受けられます。
これは大きなメリット。
音楽も、動画も、自分の好みの音質のまま楽しめるというのは、音に拘るメーカーの製品なら、あって当然、然るべき機能。
実際非常に便利に活用させてもらってます。
モバイルスピーカーは、音質的にフラットな特性というわけではないので、これでよい組み合わせの音を模索できるのは、ホントに楽しいし、気持ち良い。
Bluetoothでの高音質接続
屋外に気軽に持ちだしたり、家の中でも自室や居間、作業小屋など、あちこちに移動して音楽を聞く場合、スマホとモバイルスピーカーは可能な限りコードレスで接続したい。
となれば接続はBluetooth。
XPERIA(Z4以降)であれば、LDACという高音質コーディックで無線伝送を行うので、標準のSBCコーディックよりも、音質ロスの少ないモバイルミュージックが楽しめる。
とはいえ、このサイズのモバイルスピーカーでは、コーディックによる無線伝送ロスよりは、スピーカー自体のサウンドの味付けが重要で、BOSEあたりはSBCコーディックのままでも、十分以上に良い音で鳴ります。
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試しに、手持ちのXPERIA Z4(LDAC 330kbps接続優先)と、XPERIA Z3 Compact(SBC接続)で聴き比べてみると、決定的に音質に差があるわけではないですが、LDACの方が音の粒が細かい感じはあります。
まだまだ出始めのコーディックなので、XPERIAとしても使いこなし十分とはいえないですが、現時点でも体感できる程の差はあります。
気をつけないといけないのは、音飛びが少々ながら発生するコト。
Z4がスマホ初のLDAC対応機ということもあるでしょうが、接続優先(330kbps)でも音飛びは発生します。
1時間に0~2回程度。
うちは田舎なので、Bluetoothで使用する2.4GHz帯も割りと余裕があるんですが、たぶん都会だと、電波の空きがなくて音飛びは酷くなる。
モバイルスピーカーでBGM的に活用する場面なら、そんなに気になりませんがBluetoothヘッドホンで音楽に聴き入るようなケースでは、ちょっと我慢できないんじゃないかという気はします。
待受画面のアルバムアートワーク
音楽再生中に画面消灯して、再び待受画面を表示すると、アルバムアートワークが大写しで表示されます。
これは機能としては特になんというわけではないですが、今、音楽を再生中であること、このジャケットのアルバムを再生してるコトを大きくアピールしてくれます。
これは、もう正直、気分の問題。
あぁ、自分、音楽を聴いてるんだなぁ…という気分にさせてくれます。
気分、気分。
DLNAに標準対応してるプレイヤー
ネットワークコンピューター上にあるメディアファイルを無線で伝送して、XPERIAで再生する(もしくはその逆)機能であるところのDLNA規格。
ややマイナーに機能ですが、XPERIAでは、その機能がプレイヤーアプリで標準対応してます。
意外にこの機能、適当なアプリが少なく、あってもフル機能を使うのにけっこうなお値段がついてたり。
これに標準対応して、かつ難しいコトなくプレイヤーアプリの中で扱えるようになってるのは流石です。
オーディオメーカーとして揃えるところは揃える。
そのへん、きちっとポリシーを抑えてる感じ。
XPERIA x WALKMAN
ミュージックプレイヤーとしての機能の音質の充実度は、他のAndroidはもちろん、iPhoneをも抜き去って文句なくナンバーワンです。
もっとこのへんアピールしていいし、もっとユーザーの間でも認識されると、XPERIAの行く末も、もっと楽しいものになりそう。
値引きが良かったから…みたいな半端な理由で買って、なんとなく使うだけじゃ勿体なさすぎ。