男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。
今日は「人生を変えていくパソコンの機種選び」をテーマに考えてみたいと思います。
パソコンはあらゆるジャンルにおいて人間のライフスタイルを変えていく可能性があります。
情報収集としての手段から、ネットワークを用いた情報交換、発信、そして生産性を高める最高のツールとして。
かつては、道具と場所によって縛られていた作業も、パソコンというツールのおかげで、多用な場所で生産活動を行うことも可能になりました。
こうした変化は今後も続いていき、新しい価値を生み出す助けになっていくはずです。
さて、そうした用途に使っていくことを考えると、どのようなパソコンが適しているか3つの観点でチェックします。
1.液晶サイズは11~13インチ
持ち運べることが前提ですので、当然ノートPCなのですが、ではどのくらいのサイズが適当なのか。
大きすぎると、その重量から家の中ですらも持ち運ぶのが億劫になりますので、上限はおよそ1.5kgぐらい。
それから割り出されるのは、11~13インチ程度が適当です。
使ってみると、持ち運びを含めて非常に手頃なサイズ感を感じられます。
なお、このサイズのパソコンにはDVDドライブは搭載されませんので、必要な場合は外付けDVDドライブを利用します。
前ほどDVDを利用する機会は減っていますので、そう問題にはなりません。
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2.ストレージはSSDを選択
パソコンのデータを収めておく部品であるストレージは、かなり重要な構成要素です。
この部品が壊れてしまえば、せっかく作った作品がすべて失われてしまいます。
通常はストレージにハードディスクドライブ(HDD)を搭載しますが、HDDは外部からの衝撃に弱い構造です。
動作中のパソコンを移動させる場合、かなり気を使うことになります。
そこで、ここ1,2年で急速に低コスト化が進んでいるソリッドステートドライブ(SSD)を搭載しているモデルを選びましょう。
SSDはデータを記憶するための可動部品を持たない構造なので、衝撃や振動に強い構造です。
これなら、気を使うことなく様々な場所に持っていくことができます。
3.大容量バッテリーと低消費電力CPUで長時間稼働を実現
少なくとも5時間以上はバッテリーだけで動作できることが理想です。
バッテリーは4セル、6セル、9セルとセル数が増えるほど容量が増えますので、なるべく大容量のバッテリーを選ぶべきです。
あまり大きくなると可搬性が犠牲になるので、このあたりはバランスを見極める必要があります。
また、パソコンの動作スピードと消費電力を決定する重要な部品にCPUがあります。
今回の用途ではハイスペック向けCPUの高速動作は必要ないですが、エントリー向けのCPUも消費電力が高めなので今回の用途には向きません。
そこで狙い目はミドルクラスCPU。
具体的にはIntelのCore i3もしくはCore i5あたりのCPUが狙い目です。
このあたりは速度と消費電力のバランスのとれたクラスでオススメです。
というわけで
以上のポイントで選んだパソコンであれば、朝電源を入れ、どこかに出かける場合は液晶を閉じてスリープ状態にし、必要な時に復帰してパワフルに創作活動を行う、という使い方が可能です。
いつでも、どこでもパソコンをフル活用するこで、今までとは違った価値を作り出せる可能性が大きくなっていると思います。
この分野では、iPadなどのタブレット端末が徐々にシェアの伸ばしていますが、いまのところタブレットだけで全て完結するという作業フローは実現できていません。
パワーが、まだまだ足りないのです。
いずれパソコンで最終出力を行う必要があるのであれば、最初から、こうした機種選びを行うのが今は一番クリエイティブな選択であると思います。