男鹿のパソコン教室「ら・く・か」でございます。
今回は、ちょっと趣向を変えて目のケアについて。
以前のパソコンのディスプレイはCRTが主流であったため、電磁波の影響が問題になっていましたが、現在は液晶ディスプレイが主流ですので、電磁波問題はほとんど聞かれなくなりました。
代わりに問題になっているのは液晶画面から発せられるブルーライトと呼ばれる波長の光の問題です。
最近、メガネ用レンズにこのブルーライトに対処した製品がリリースされています。
1.ブルーライトって?
可視光線の中で、紫外線よりの青っぽい波長のものに対する総称というか俗称のようです。
他の波長の光に比べると、網膜まで届き、少なからずのダメージを与えていると考えられている波長のようです。
また、睡眠障害等など影響は意外と大きいようです。
今、パソコンはもちろん、テレビ、スマホ、タブレット等など、液晶デバイスが急速に増えていることと、これらのデバイスは従来のCRTテレビに比べて近い距離で見ることもあって、このブルーライトの問題になっています。
また、LED照明も、その仕組みによってブルーライトを多く発することがわかっています。
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2.ブルーライト吸収型レンズ
レンズに配合した素材によって、ブルーライトを吸収して目へのダメージを軽減するものです。
効果的にブルーライトに対応することができる一方、薄いブラウンレンズのような外観になるために、人によってはTPOには配慮する必要があるかもしれません。
コントラストが向上するのでハイコントラストレンズとも呼ばれます。
3.ブルーライト反射型レンズ
こちらは吸収型レンズとは逆に、ブルーライトを反射して目へのダメージを軽減します。
レンズは完全な透明になるため外観上は普通のメガネと同じですが、ブルーライトの軽減率は吸収型に若干劣ります。
ただし、反射型の名前が示す通り、通常のレンズに比べて青色の反射が目立ちます。
人によって、またはメガネの形状によって、この反射が気になる人もいるかもしれません。
4.オススメは…吸収型レンズ
オススメは「吸収型レンズ」です。
理由の第一は、ブルーライトの軽減率が高いこと。
そして薄いブラウンレンズであるために、コントラストが高まり目の負担を効果的に軽減できます。
実はパソコン教室「ら・く・か」の担当者は、仕事中は常に「吸収型レンズ」のメガネをかけています。
来客中も、客先に訪問するときも同じです。
それは「色眼鏡」という悪いイメージで見られがちなコントラストレンズをもっと一般的にしたい、という意思表示でもあります。
これはあくまで個人的な考え方ですが。
実際、文字を読むのも楽になりますし、雪景色の中での運転などもコントラストが向上することで楽になります。
その意味でブルーライト吸収型のコントラストレンズを強くオススメしたいと思います。