秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」でございます。
「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。
今日は「パソコンに内蔵されている時計とカレンダーについて」のお話です。
パソコンには時計とカレンダーが内蔵されています。
ちょっと日付や時間を確認したり、と便利に使ってらっしゃる方も多いと思います。
ところで、パソコンの時計を合わせたことのある方ってどのくらいいらっしゃるでしょうか?
「全くない」という方と「すぐづれて困る」という二通りの方々がいらしゃると思います。
まぁ、パソコンの時計なんか関係ないよ…っていう方もいらっしゃるのでしょうが、実は非常に重要な役割があります。
1.時計を何に使っているの?
もっとも基本的なところでは書類の作成時間、更新時間を管理します。
ウイルス対策ソフトなどを、定期的に動かす時に利用したり、インターネットに接続してデータをやり取りするときも現在時刻を送っているので、時計が正確でない場合には稀にデータのやり取りに支障をきたすサービスもあります。
また、GPS機能をサポートするような場合は、時間が正確でないと、自分の位置が割り出しできない、など時計が正確であることは、思っている以上にパソコンにとっては重要です。
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2.非常に低い時計の精度
実はパソコンの中に内蔵されている時計自体の精度は、一般の腕時計に比べると非常に低いです。
ですので、普通は頻繁に時刻合わせを必要があるのです。
具体的には、以下の様な手順です。
まず、画面右下の時刻表示をマウスでクリックします。
そうすると、時計とカレンダーの小さな画面が表示されますので、ここで「日付と時刻の設定の変更…」をクリックします。
次の小さな画面でも「日付と時刻の変更…」をクリックします。
この次の画面で、日付と時間をダイレクトに指定することができます。
最後に「OK」をクリックすれば完了です。
3.インターネットを使った自動時刻合わせ
では、以上のような時刻合わせをしていない人のパソコンで、きちんと正確な時刻が表示されるのはなぜか?
実は、この秘密はインターネットにあります。
インターネットには、常に正確な時間信号を発信しているコンピューターがあります。
つまり、インターネットに接続されているパソコンは、このコンピューターに時間を問い合わせて、正しい時間を保っているわけです。
ちなみに先程の画面で、画面上部の「インターネット時刻」というところをクリックすると、時間を問い合わせにいっているコンピューターの名前を見ることができます。
このパソコンでは「time.windows.com」という名前のコンピューターに時間をきいているわけです。
特別な理由がない限り、ここはそのままにしておきましょう。
というわけで
パソコンには、表には出ないものの重要な役割を担っている機能がたくさんあります。
時計とカレンダーもその一つです。
最近は、パソコンをインターネットにつないで利用するのが主流になってきたこともあり、時計がずれた状態を見たことがない人が多いと思いますが、こうした仕組みを意識していくと、パソコン自体への理解も進むと考えています。