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マウスを選ぶ時は、ここだけはチェックしましょう

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」でございます。 「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。 さて、先日、教室で使うマウスが不足していたこともあり、たまたま寄った家電量販店のワゴ […]

秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」でございます。
「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。

さて、先日、教室で使うマウスが不足していたこともあり、たまたま寄った家電量販店のワゴンセールで500円のマウスを発見、普段ずっと使うわけでもないので、これで必要十分であろう、というつもりで買ってきたのですが、結果からいうとこれは大失敗。
いろいろと勉強になりました。

以下、その教訓から「どんなマウスを選ぶべきか」について。

1.依然として必要なマウス

パソコンの主流がデスクトップから、ノートパソコンに代わって、キーボードを別に買い求めることはなくなりましたが、マウスは依然として外付けで使うことが主流です。
というのも、ノートパソコンに装備されているタッチパッドは、非常に使いづらく常用することは厳しい面が多々あります。

では、私達ユーザー、特に初心者はどんなマウスを使うべきでしょうか。

2.大きさと形で選ぶ

マウスの大きさは重要なファクターです。
一時はモバイル対応という名目で極端に小さなマウスが流行しましたが、これは一言で言うなら「持ちづらい」です。
形が小さいので、つまむように持たざるおえませんが、これではマウスの動きが安定しません。

手首の付け根から指先までが、マウスの丸みの上に、そっくり乗っかるぐらいのサイズが実は最も扱いやすいサイズです。
手のサイズは人によって異なりますが、ぱっと見かなり大きなマウスになるはずです。

手のひらが乗るぐらいの大きさであれば、手の重みによって、マウスの動きが安定します。
そういった持ち方をすると、手首だけではなく、腕まで動かすようになりますので、マウスを狙った位置に動かすのが、非常に楽になります。

大きなサイズのマウスは、それに伴って値段もあがりますので、そこまで予算がさけない場合でも、なるべく膨らみの大きなマウスを選んだほうが同じ理由で持ちやすくなります。

3.無線マウス

最近のマウスは無線で動かすタイプが主流になってきました。
机の上の邪魔な配線を減らせますので、特別な理由がなければこのタイプを選んだほうがよいです。

さらに、このタイプは、マウス内部に乾電池を入れる関係で、そこそこの重量があります。
重いと使いづらいような印象がありますが、実は逆でして、乾電池を入れるぐらいの重さがあったほうが、これまたマウスを安定して操作できるのです。

デメリットとなるのは乾電池の余分なコストがかかることですが、これは充電式電池を利用するといった工夫でなんとかできると思います。
稀に無線LANの電波と干渉して、大量のデータをダウンロードする場合に、マウスの動作が鈍くなったりボタンが反応しなくなることもあります。
そうそうはないと思いますが、万が一発生した場合は無線LANの方式を替えるか、マウスを有線式に替えるしかありません。
コストで考えると有線マウスを選択することになるでしょう。

4.有線マウス

名前のとおり、パソコンとマウスを従来通りのケーブルでつなぐタイプのマウスです。
値段が安いためコスト重視の方にはオススメできますが、機能や操作性で積極的に選ぶ理由はありません。
唯一、厳密な反応速度という意味では無線に勝りますが、それも一部のゲームマニアな方々からの支持にとどまるようです。
ゲーム専用という意味では、有線で、さまざまにカスタマイズ可能なボタンを多数備えたマウスも販売されていますが、これを一般の方々が選ぶ理由はありません。


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5.機能ボタンを備えたマウス

マウスは通常、右と左のクリックボタンと、その間のスクロールホイールで構成されていますが、これにさらにボタンを追加したマウスがあります。

このボタンは、機能が固定のものと、さまざまな機能をカスタマイズできる2通りのマウスが存在します。
機能が固定されているものは、たいていインターネットを見る時に、前のページに戻ったり、先のページに移動したりする場合に使います。
ユーザー次第ですが、この機能は使うケース自体が少ないため、そんなに便利でもないです。

もう一方は、ユーザーがボタンの機能を自由にカスタマイズできるタイプ。
これは意外と便利です。
パソコン教室「ら・く・か」の担当者も、親指の位置のあたりに2つのボタンが付いているマウスを使っていますが、これに「ページアップ」と「ページダウン」を設定してあります。
書類やページを上下するだけなら、スクロールホイールを使えばいいと思うかもしれませんが、スクロールホイールだと、上下の位置を自分で調整しないといけません。
「ページアップ」「ページダウン」の設定であれば、ちょうど1ページ分を上下させることができます。
ページの下端まで読んだ時点で「ページダウン」を押せば、きっかり1ページ分だけ下に動きますので、すぐにページの上端から読み始められます。
これは、使ってみないと分からない便利さですので、このタイプのマウスをお持ちの々は一度試してみるとよいでしょう。

6.今回のマウス購入の失敗

余談として、今回失敗したマウスは有線タイプのものでした。
サイズはそこそこ良く、おなじみのメーカーだったので、そこまで深く考えなかったのですが、拙かったのは、マウスのケーブルが太くて硬かったこと。
有線タイプなので、マウス本体が軽いのに加え、ケーブルが硬いので、マウスから手を離すとあらぬ位置にマウスが動いてしまうのです。
これには、さすがに閉口してしまいました。
長年IT業界にいますが、こんなマウスを触ったのは初めてでした。
おなじみのメーカーであっても、安かろう、悪かろう、の時代になってきたことを痛感します。

7.ではオススメのマウスは

そこでオススメのマウスの条件をまとめます。

1.無線式のマウス

2.サイズは大きめで、丸みのあるもの

3.追加の機能ボタンは、初心者の方には不要

4.マイクロソフトまたはロジクール製品がオススメ

最後に一応オススメのメーカーを入れておきました。
マウス開発の老舗であり、現在でもトップメーカーです。
今までのマウスに替えて選ぶのなら、この2社から選べば、比較的満足度が高いかと思います。

ちなみに、私が今回失敗したマウスはB社です。
ご参考までに。

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