iPhoneで写真をバックアップする手法をこないだから、あれこれチェックしてますが、意外や意外、GoogleのSNSサービスである「Google+」アプリも、利用方法によっては悪くないです。
SNSサービスとしては何も利用しなくても、撮影した写真の自動アップロードを設定することができます。
こうすれば、撮影した写真を自動的にGoogle+のクラウドに保存してくれます。
パソコンは不要
Google+はもともとクラウドサービスなのでPCに写真を保存はしてくれませんが、逆に言えば、PCを持ってなくてiPhoneを単独で運用しているヒトには向いているサービスということです。
Googleのサービスですから、メインターゲットはAndroidなのかもしれませんが、iPhoneからでも十分に使えます。
標準サイズなら無制限
Googleは、gmail等のサービスではメールボックスの容量が実質無制限なわけですが、こちらの写真の保存容量も無制限です。
ただし、写真は自動的に標準サイズまで、サイズを小さくリサイズされてしまいます。
iPhone5で撮影したオリジナルは2448×3264ですが、これが1536×2048まで小さくなります。
オリジナルのサイズをそのまま取っておきたいという方には向きませんが、iPhoneを単独運用されてる方の中ではそうした使い方を望む方は少ないような気もします。
実際、このサイズでもメールやWeb、SNSで利用するのであれば十分なサイズですし、プリントする場合でも一般的なLサイズやLLサイズなら十分でしょう。
ちなみに、そのままのサイズで保存するオプションもあるようですが、残念ながらAndroid端末専用なのでiPhoneからは使えないようです。
また、動画は1080ピクセルで15分までになってますが、これもPCでブルーレイディスクを作成したり等のことをしないのであれば問題ないでしょう。
ブラウザ経由で確認可能
前回紹介したiCloudとは違って、写真はPCなどにはコピーされません。
とは言え、どんな風にバックアップされてるのかを確認する場合は、iPhoneのGoogle+アプリから確認する以外にも、ブラウザからGoogle+のウェブサイトにアクセスすることで確認することもできます。
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もちろん、気に入った写真をダウンロードしておくことも出来ますから、後からPCでそれなりに利用する場合にも対応できます。
意外な相性の良さ
Googleのサービスなので、iPhoneからは使いづらい印象がありましたが、思った以上に使いやすいという印象です。
写真のサイズを自動的に2048ピクセルに落として保存してくれるので、モバイルネットワークで扱う場合はかえって使いやすい印象があります。
このあたりAppleとGoogleの考え方の差が出てる印象です。
バックアップ先になるPCがなくて、写真の撮影枚数が多く、DropboxやYahooボックスでは容量が間に合わないという方には、Google+はオススメです。
追記:
iPhoneアプリ全体の制限のようですが、こうしたDropboxにしろGoogle+にしろ、バックグラウンドで動作するというのがアプリに許されていないため、写真を撮影後にバックアップを起動するために、一度はアプリの起動をする必要があるようです。