マイクロソフトがWindows11のリリースを発表。
今年の後半の模様。
うちの自作機ASROCK B450M Steel legend + Ryzen5 2600はスペック的には余裕なので問題なくアップグレードできるかと思ったんですが、マイクロソフトの判定ソフトでアウトをくらいました。
ZEN+アーキテクチャなのでセーフのはずですが何故に…と思って条件をいろいろチェック。
UEFIとTPM
たぶん引っかかってる要因はこの二つ。
あとセキュアブートかな?
Windowsの詳細表示で確認したところUEFIはレガシーモードのまま。
TPMはシステムに確認できず。
このあたり自作機だと、いろんなOSインストールするケースがあるのでありがちな設定。
どちらもBIOS設定の変更で対応可能なことがほとんどなので設定してみました。
UEFIはOS再インストールが必要
ASROCKのBIOSはUEFIに関して明示的な設定が見当たらず、代わりにCSMという旧来のOSをブートできるようにした設定項目があるので、ここを無効化すればよいようです。
とはいえ、CSMを有効の状態でインストールしたWinsows10はここを無効にすると起動できなくなるようなので再インストールが必要です。
少々手間ですが、SSD起動してるシステムなら昔ほど時間はかかりませんし、ちゃっちゃとやっちゃいます。
データはクラウドとDドライブに置いてるのでバックアップ作業は必要なし。
ソフトの再インストールと設定の復帰。
ほとんどのソフトを最小限の設定変更で使うように心がけてるのでここもそんなに手間はなく。
いろいろ変えてるソフトは、手順書き出したり、設定ファイルを保存するようにしてます。
あとセキュアブートもBIOSで設定しときます。
特にトラブルはなく無事にUEFIモードでWindows10がインストールされました。
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TPM
暗号化に関しての設定ですが、最新のノートPCとかなら独自チップが搭載されてるのが普通のようですが、自作機はCPUに搭載されてる機能をBIOSでオンオフするようになってます。
これは有効にしてあげるだけでWindows10の詳細画面に表示されるようになりました。
再インストールは必要なし。
Winodwsの設定画面にもTPM2.0が表示されます。
チェックオッケー
これでチェックアプリを起動してみると、無事にWindows11のインストール可能との判定が出ました。
めでたしめでたし。
スペックアップの勧め
今回のWindows11への更新は、実は要件的にはエントリークラスのPCには厳しいです。
実は一番の要因は対応CPU。
ここ3年以内ぐらいに発売したCPUじゃないとWindows11の備える本格的な仮想化セキュリティを利用できないため。
強固なセキュリティを提供するためこの制限を必須とするか、インストールベースを増やすことを優先して古いCPUにもインストール可能とするかは、この先マイクロソフトが決めることですが、Windows10のサポートが2025年まで続くことを考慮すれば、前者でもいいかとは思ってます。