うちではバッファローのWifiルーター、WZR-600DHP3をアクセスポイントモードにして自室の有線/無線デバイスの接続に利用してます。
で、最近このルーターにUSB-HDDを接続して簡易NASとしての運用を始めたんですが、タイムスタンプがおかしくなるコトを発見。
原因究明をしてたんですが、ようやく解明、対策が完了しました。
症状
ブラウザ等から保存したファイルのタイムスタンプ(作成日、修正日、アクセス日)が、2015/1/1に設定される。
具体的には、Wifiルーターの電源をいれた時間を2015/1/1 00:00として、そこからの稼働時間がタイムスタンプになっている模様。
うちでは毎夜Wifiルーターの電源を切ってるので、どのファイルも2015/1/1という奇妙な状態に。
原因究明
ということは時刻設定でエラーをが起きているかと思い、さっそくWifiルーターの管理画面を確認。
[詳細設定]→[管理]→[システム設定]の[時刻]セクションを見ると、やはりNTPサーバーからの時刻取得が失敗しているようです。
ざっとググってみると、Wifiルーターをアクセスポイントモードや、ブリッジモードに設定するとNTPサーバーにアクセスできない為に時刻設定ができなくなるとの情報あり。
まぁ通常はそれが問題になることはないんでしょうが、NASとして使用する場合は今回のような不具合が起きる可能性が高く。
うーん、ちゃんと機能実装してほしいな~と思いながら、こんどはLANの設定画面を確認。
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見るとIPアドレスが、DHCP取得ではなくて、固定IPになってます。
かつ、デフォルトゲートウェイもDNSサーバーアドレスも設定されてない。
うーん、確かにこれじゃLANの外への通信はできないのは仕様がない。
対策
WAN側とつながってるルーターのIPアドレスを、デフォルトゲートウェイとDNSサーバーアドレスに設定すれば、NTPサーバーとの通信も回復するはず。
うちは素直にネットワークを組んでるので、192.168.0.1を両方に設定。
これで設定して、時刻の画面を見直してみると…
おぉ、見事にNTPサーバーからの時刻取得に成功してます。
ファイルのタイムスタンプも、正常な時刻が記録されるようになりました。
そんなには遭遇するコトのないトラブルですが、解決方法自体は単純ですので、お悩みの方はぜひお試しを。