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Windows10 Fall Creators Update の Peopleを試す

Microsoftが今後、ITデバイスのハブになるべく、手をいれてきたと思しきPeopleアプリ。 余所でも書いてはいますが、まず自分でも確かめてみます。 タスクバーの右側に追加されるアイコンは、使い込んでない時点では、 […]

Microsoftが今後、ITデバイスのハブになるべく、手をいれてきたと思しきPeopleアプリ。

余所でも書いてはいますが、まず自分でも確かめてみます。

タスクバーの右側に追加されるアイコンは、使い込んでない時点では、只のショートカットみたいなもののようで、基本的にはPeopleアプリを使っての操作になります。

アプリの設計思想としては、連絡先情報をたくさん入力して独自管理をするという方向じゃなくて、他のアプリ、他のアカウントと接続することで、多くのアカウントや連絡先、予定、カレンダーとのコンタクトが可能になる…というような感じ。

アカウントの登録

なので、最初に起動した時点で、Windowsにログインしてるアカウントのメールや連絡先が表示される(ただし、試しに使ったアカウントには何も連絡先を入れてないので、この画面では連絡先がゼロ)。

ここから、他のアカウントをどんどん登録していきましょう…というコトのようです。

試しにGoogleアカウントを一つ登録してみます。
お馴染みのGoogleの認証画面でメールアドレス/パスワードを順に入力します。

そーするとこんな感じで表示されます(このアカウントも連絡先は1個しか登録してないので、表示されてるのも1個だけ…あくまで試しなので)。

右側のメールリストをクリックするとWindows10のメールアプリで表示されるようになります。

が…なぜかPeopleアプリに表示されるメールのリストは2週間前までしか読み込まれず、メールアプリを呼び出すと、最新のメールまで表示されるようで…何か微妙な実装です。
こうした表示の不足や遅れは、正直致命的で、だったらGmailの画面へのショートカットを呼び出した方が遥かにいい。

早急に改善されないと、試用の段階で不適格と判断されても仕方ないですね。

カレンダーの参照

Peopleアプリに登録することで、Windows10の他のアプリにも、Googleアカウントの情報が反映される模様。

試しにカレンダーアプリを起動すると、登録したGoogleアカウントのカレンダーが一覧できる。

実は、これは地味に便利。

というのも、例えばGoogleアカウントのカレンダーをブラウザから確認する場合は、通常、表示できるアカウントは一つだけで、仕事やプライベート、団体等と複数のカレンダーを見渡す必要がある場合は、少々面倒な設定をしないといけない。

それらをまとめて登録してMicrosoft、Google、iCloudのカレンダーを一度に表示できるというのは地味に便利かも。


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問題は、登録したカレンダーを一望できるのは、あくまでWindows10のカレンダー画面のみで、出先で見たいといった場合は、Windows10を搭載したタブレット等を持ち歩く必要があるコト。

試しにiOSにOutlookアプリをインストールして確認してみましたが、残念ながら追加したGoogleアカウントのカレンダーもメールも表示されませんでした。

手軽にスマホで確認するためには、AndroidなりiOSなりの対応アプリを作ってもらわないといけない。

Skypeに接続

なぜか、同じMicrosoftのアプリなのに、Skypeは最初から接続されずに、手動で接続されるようになってます。

接続するとこんな感じで、Skypeの連絡先も追加されます。

連絡先をクリックすればSkypeアプリが呼び出されますので、あとは従来通りにSkypeアプリで通話可能です。

…それだけです。

便利と言えば便利ですが…正直、最初からSkypeアプリを起動した方が早いかな。

接続可能アプリ、アカウントを増やすのは急務

他のアカウントやサービスのアカウント情報を登録/接続して、データを取り込んだり、同期させたり…という方法ではなくて、あくまでアカウントのリスト情報をだけを取得して、呼び出し後は、それぞれのアプリに任せるというコンセプトは悪くない。

様々なアカウントやサービスを併用してる人にとっては、情報を一覧できるのはそれなりにメリットがあるし、情報管理の手法としては悪くない。

ただ、今のところ接続可能なアカウントはMicrosoft、GoogleおよびiCloudのみ。
つまりは、連絡先としてメールにしか対応しないのは、明らかに力不足。

ユーザーのコミュニケーションハブになるとするなら、SNS(Facebook、Instgram、LINE、Twitter)やメッセンジャーサービスとの接続も必須。

個人的には、メイン以外のGoogleアカウントを気軽に参照できる方法として、使い道が出来たものの、本来のコミュニケーションハブとしての役割としては、まだ従来通りの方法から移行するほどでは無い…というのが正直なトコ。

後は、他のSNSへの接続を可能にしたり、メールリストの表示が中途半端だったり…というところが何とかなれば何とかなるかな…と。

Microsoftが割と本腰いれて開発してるようなので、期待しつつ、今回はそこまでの実力はないとの判断です。

SurfcaeのLTE対応モデルとか持ち歩いてる人には、使いではあるかも。

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