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バッファローの中継器WBモードでは、na規格(5GHz)をそのまま中継できません。

先日、バッファローの無線LANルーターWZR-600DHP3を中継器WBモードで導入したエントリを書きましたが、その続報。 WZR-600DHP3では、na規格(5GHz)の無線LANの電波を、na規格(5GHz)のまま […]

先日、バッファローの無線LANルーターWZR-600DHP3を中継器WBモードで導入したエントリを書きましたが、その続報。

WZR-600DHP3では、na規格(5GHz)の無線LANの電波を、na規格(5GHz)のまま中継することができませんでした。
簡単に言うとこんな感じ。

無線LAN親機:na規格(5GHz)
  ↓
WZR-600DHP3:中継器WBモード
  ↓
nbg規格(2.4GHz)で中継される → PC/スマホ等(2.4GHz)

たとえば管理画面にて、na規格(5GHz)の親機のSSIDを指定します。
末尾が1fsのです。

baf_wb01

これをチャンネルグラフで表示すると、チャンネル11のところに末尾1fsのグラフが表示されます。
チャンネル1~14はnbg規格(2.4GHz)の電波です。


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2014-04-27 08.51.51

いまさらな説明ですが、電波というのは、周波数が低いほど、障害物の陰に回りこんで到達できる性質があるので、nbg規格(2.4GHz)の方が、家の中で使う場合は有利です。
ですが、nbg規格(2.4GHz)は初期の頃から使われていて、もともと使えるチャンネル数が少ないため、人口密集地では過密状態になって速度が出ません。
なので、最近は安定して高速通信をするためにna規格(5GHz)を利用するケースが増えています。

この仕様でも、普通に使うにはそんなに困ることはないとは思いますが、周辺にnbg規格(2.4GHz)の電波が過密になりすぎていて、na規格(5GHz)で中継機能も利用したいユーザーにとっては、残念な仕様です。

追記:
あと、管理画面を見るとお分かりのように、中継元の親機として指定できるSSIDはひとつだけですので、nbg規格(2.4GHz)とna規格(5GHz)の両方を同時に中継することもできないようです。

以上。

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