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無線LAN環境改善:まとめ

離れの教室での無線LAN環境改善を目的にスタートした、自宅&教室の無線LAN機材の見直しのまとめです。 結果的に、一部の構成をバッファロー機に入れ替える結果になりました。 新しく導入したバッファロー機には、機能、性能には […]

離れの教室での無線LAN環境改善を目的にスタートした、自宅&教室の無線LAN機材の見直しのまとめです。
結果的に、一部の構成をバッファロー機に入れ替える結果になりました。

2014-05-01 09.13.05

新しく導入したバッファロー機には、機能、性能には満足してますが壁掛けができないデザインは如何なものか。

仕方がないので、両面テープを使って貼り付けてますが、ぴったりくっつけちゃうと放熱の問題がありそうなので、プラスチック片を挟んで設置しています。

構成

●1F NEC Aterm8600N(na.nbg)
  ↓
(na規格で接続)
  ↓
●2F自室 NEC AtermWL300NE-AG(na)
  ↓
(有線ギガビットで接続)
  ↓
●2F自室 バッファロー WZR-600DHP3(na,nbg) ←NEW!
  ↓
(nbg規格で接続)
  ↓
●離れの教室 バッファロー WHR-300HP2(nbg) ←NEW!

HD動画の無線伝送は同一メーカーの方がよい

1Fと2F自室の接続は結局今まで通りになりました。
WZR-600DHP3を1F用の親機として試してみましたが、異なるメーカーのせいなのかQoS(TVモード)が上手く機能せず、1Fから2F間のHD動画の転送速度が上がらなかったため、結果的にここは今まで通りにしました。

SONY機の為に2F自室をバッファローに

SONY VAIOの無線LANが、NECの無線LAN製品と相性が悪いというのは有名な話で。
今まで2F自室はNECのAterm8370N(nbg)を利用してましたが、確かにときどき原因不明の接続不良に陥り、そのたびにVAIOのWiFiを一度オフにして、再びオンにするという操作で復帰させてました。

ここを今回バッファローのWZR-600DHP3に入れ替えましたので、当然ながら原因不明の接続不良はなくなりました。
正直、無線LAN規格がこれだけ普及してる中で、いまだに相性なんて言葉がまかり通るのは勘弁してほしいところです。

また、2F自室がna規格で接続できるようになりましたので、混雑してるnbgの電波干渉から解放されたのは精神的にいいこと。
こんな田舎でもnbg規格の電波をチェッカーアプリで調べるとかなり混雑しててびっくりしますが、実際、ただ設置されてるだけで、ほとんど使われてないでしょうから、nbg→naに切り替えても、それほど違いを実感することはないです。
あくまで、精神的に…ですね。

あと、古いロジテックのワイヤレスマウスは、nbg規格の電波ともろに干渉して、ファイルコピー中はマウスが使用不可になったりするのですが、ここもna規格に切り替えることで回避できました。

チェックしてみるとna規格の電波の方はガラガラです。


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2014-05-01 10.29.38

バッファローの中継モードは、廉価機種でも一緒

離れの教室で中継用に使うのは、バッファローのWHR-300HP2。
前回のエントリで書いたとおり、中継モードで使う限り、親機の規格がnaだろうが、acだろうが、中継するときはnbg規格でしか中継してくれないので、ここで高級機を使うのは無駄です。
あえて、nbgにしか対応して無い現行の最廉価機種を選択しました。

実際に離れの教室でWHR-300HP2を設置、使用してみましたが、WZR-600DHP3で中継モードを使った時との違いはありません。
ネットの利用はもちろん、DLNAサーバーからのHD動画の転送も不具合はなく、実用上での問題は全くありません。
このあたりは予想どおりでした。

最新の無線LAN規格はローカルコピーでしか意味がない

バッファローやNECなどのHPを見ているとac規格(最大1300Mbps)の高級機や、3ストリームMIMO規格(最大450Mbps)を実装した中堅機種など、多彩な機種がラインナップされてますが、これらの機種が有効に働いてくれるのは、ローカルネットワークで大容量ファイルをコピーする時だけです。

そもそもインターネットの接続は光ファイバーであっても、下り最大200Mbps程度です。
ということは2ストリームMIMO規格(300Mbps)でも、十分に間に合うわけですから、インターネット接続に関して言えば最高級機と、最廉価機の間で性能差は生じません。

差が出るのは、ローカルネットワークにおいて、複数のパソコン間で動画ファイルをコピーしたり、定期的にバックアップをとったりするようなケースのみ。
それ以外では、価格差に見合う性能差を発揮する場面はありません。

うちではデスクトップ機や、DLNAサーバーとして使用中のノート機は、有線ギガビット(最大1,000Mbps)で接続しているので、高速な無線LAN規格の導入は今回は見送りました。

まとめ

・使用頻度の高い場所はna規格機がオススメ。
・インターネット接続には300Mbpsで充分なので、最新の無線LAN規格は不要。
・中継モードではnbg規格でしか動作しないので、高級機は不要。
・HD動画の転送には、親機/子機を同一メーカーで揃えるのが無難。

どちらかというと廉価機を勧めるようなまとめですが、うちのように無線LAN機材が数多くある場合は仕方がないかと思います。
どこか1箇所だけグレードアップしても、費用対効果が薄いのは確か。
単純に高い機種を選んでも、ほぼ無駄になっちゃっうのは勿体ないですから。

以上

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