AmazonのMusic Unlimited加入を条件に格安で購入したEchoDot3。
このほど最低加入期間の1ヶ月も終了し、現在AmazonPrimeMusicのみの運用になりまして、いよいよ運用法を整理してくことに。
もとよりスマートスピーカーというデバイスには懐疑的で、だからこんな遅くに格安販売で入手したわけですが、実際に使ってみてやはりその懸念はまっとうな懸念だったコトを確認。
音声によるアナウンスは不便
音声によるオーダーというシステムは活用法次第なんですが、問題は音声による情報のアナウンスというのは、思ってた以上にまどろっこしい。
けっこう注意して聞いてないと、すぐに聞き漏らす。
これが画面に表示された情報ならすぐに見直せますが、音声だともう一度アナウンスしてもらわないといけない。
これが手間すぎ。
なので、例えば「気温は?」に対して「現在の気温は摂氏4度…」ぐらいならともかく、「今日の天気は?」だと、わりとじっと聞き入ってないと夕方ごろに雨なのか晴れなのかを判断できなかったりする。
PCやスマホに、地元の天気予報ページへのリンク貼っとけば一瞬で確認できるコトを考えると、やっぱりこの手の利用法は不便だと再認識。
BGMスピーカーとしてはまずまず
おそらく大半の人が使ってるように、BGM用のスピーカーとしてはまずまずです。
Music Unlimitedだったら6,000万曲で、Prime Musicだと200万曲とだいぶ減りますが、BGMとしてアーティストを指定してシャッフル再生させたり、「朝のジャズ」とかそれっぽいオーダーでも、それなりに曲をかけてくれるのでBGMとして緩やかに鳴らすぐらいなら問題なし。
そもそも音声による曲やアーティストの指定が、予想してたより上手くいかずに、意図したのと別の曲がかかるのコトが多いのでMusic Unlimitedの6,000万曲は持て余してしまう感じです。
スマホのAmazon Musicアプリで検索、選曲してEchoDotにキャストしてもいいんですが、そこまでするならスマホから直接Bluetoothスピーカーにつないだ方が手っとり早いし、Amazon Music以外の音楽だって再生できる。
なのでPrime Musicぐらいで、適当にBGM用に流すぐらいがちょうどよさそう。
オーディオアンプに接続するのがオススメ
第2世代に比べてスピーカーサイズが大きくなったのでBGMぐらいならそのまま流してもそんなに問題ないですが、もうちょい良い音で聞きたい方はオーディオアンプに接続するのがオススメ。
3.5mmのオーディオ出力ジャックがあるので、アンプのAUX INあたりに直接接続できます。
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もちろん音声はストリーミングの圧縮音源でしょうから本格的なリスニングには力不足。
ただ、それほど音質にはこだわらないけど、それなりに過不足のない音が聴きたいぐらいの用途なら十分です。
我が家の作業BGMはだいたいこの方法で再生してます。
ちなみに写真では撮影用にアンプの上にEchoDot3乗せてますが、単体で使う場合はもっとがっちりした机の上でちゃんとした音を出してもらってますので念のため。
Bluetoothレシーバーにもなります
でもって、最近気づいたんですが、EchoDotはBluetoothスピーカーとして、スマホやタブレット(PCでもいいですが)の外部スピーカーとして利用できます。
iPad→(BT)→EchoDot3→(3.5mmAudioJack→AUX Pinコード)→アンプ→スピーカー
ということは、スマホで再生してる音楽をBluetoothでEchoDotに飛ばして、それを3.5mmオーディオジャックからアンプにつなぐとBluetoothオーディオレシーバーとしても使えるコトになります。
これ、なかなかいいのでは?
自分のPCには、長年録り貯めたmp3等の音源が1万曲ぐらいあるので、最近はこの方法で運用中です。
音声コーディックはSBCのみっぽいですが、圧縮音源なら気になるものでもないです。
その日の気分でAmazon Primeと、自分のライブラリを選んで聴くのは、EchoDotのなかなかによい運用法。
正直、スマートスピーカーって、売ってる方も、まだこれが良い!っていう使い方を示せてない気がします。
なんとなく便利っぽいPRはしてるものの、実際にはそれほどでもないという。
EchoDot3はとにもかくにもスピーカーであるので、音楽再生をベースに使い方の模索は続けてこうかと思います。
Bluetoothレシーバーとしての活用は個人的にプチヒットです。
正直、Bluetoothレシーバーを単体で買う動機ってそんなにないですから、マルチBGMスピーカーのEchoDot3なら、それもありかな…と。