先日、光回線工事が完了しようやっと光ファイバーが我が家にも来ました。
回線工事直後は、とりあえず接続確認するためにユーザーIDとパスワードを入力してPPPoEで接続してましたが、やっぱり今ならIPoEで接続したい。
ぷらら光で言うところのV6エクスプレス、接続方式としてはOCNバーチャルコネクトになります。
そう思って、いろいろ調べつつ、試しつつ、試行錯誤してみましたがイマイチうまくいかない。
この方式自体が後発で、採用プロバイダが少ないこともあって、ネット上にもあまり情報がないんですね。
サポートに問い合わせたりと、ちょっと苦労しましたが最終的にはうまくいきましたので、その顛末を。
タイミング悪かったぷらら光契約
というか、よくよく調べてみると、すごくタイミングが悪かったみたいで。
自分がぷらら光を契約したのは2019年の11/30。
翌日の12/1以降に契約した人はホームゲートウェイ(HGW)単体でIPoE接続が可能らしいですが、それ以前に契約した人はOCNバーチャルコネクトに対応した無線LANルーターから接続しないといけない。
ぷららでは対応した無線LANルーターを無料でレンタル可能で自分も利用したんですが、貸与されるのはIODATA WN-PL1167EX02という機種。
普通にスマホやノートPCからしか接続しないのならいいんですが、このルーターのLAN側ートは100Mbpsまでしか対応していない。
うちは1Fと2Fを1000Mbpsの有線LANで接続して有線LANのデスクトップPCをメインで使ってるので、この機種では残念ながら役不足。
別途、1000Mbpsに対応した無線LANルーターも用意しないといけない。
これも後から調べてみるとレンタル用のルーターがWN-PL1167EX03という1000Mbpsまで対応した機種に切り替わったみたいで、なんだかなーという感じ。
何から何までタイミングが悪かった。
バッファローの無線LANルーターを用意
愚痴っても仕方ないんで、まずはOCNバーチャルコネクトに対応した無線LANルーターを用意します。
今までずーっとNECのAtremを使ってきたんですが、NECは対応機が1機種しかなくて、あまり対応が充実してるように見えない。
ぷららがレンタル機として採用してるIODATAはお値段お手頃でいいんですが、機能的にちょい不足。
せめてゲストSSIDには対応してほしい。
ELECOMはOCNバーチャルコネクトには対応してるんですが、ぷらら対応の表記がHPに見当たらない。
というわけで選んだのはバッファロー製のWSR-2533DHP2。
ぷらら、OCNバーチャルコネクトともに対応が明記されてて機能的にも十分。
この機種は外部アンテナがないのでスタイル的にも落ち着いてる。
バッファロー製なので実行速度含めて性能的にも問題ないだろう…と。
HGWのPPPoEが無効化できない
機材は準備したのでIPoE接続を試してみますが、これがなかなかうまく行かない。
レンタルしたEX02、購入したDHP2、いずれもHGWにLANケーブルで接続して、ルーター、HGWの順番に電源を入れればオッケーって説明書には書いてるんですが、それだけじゃ、普通にHGWがPPPoEで接続してしまう。
ネットで調べてみても、プロバイダごと、時期ごとに細かいとこでいろいろ違ってるみたいで、同じ手順を踏んでもIPoE接続にならない。
というわけでサポートにメールで連絡して手順を聞いてみました。
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PPPoEの切断方法
結果から言えばサポートから指示された方法で成功しました。
ポイントはPPPoE接続の切断方法。
ぷららから貸与されるHGW(PR-500MI)だとIPv4 PPPoEとIPv6 PPPoEの接続設定画面があります。
通常はv4もv6もどちらもPPPoEで接続するように動作します。
そこで、v4、v6どちらも切断ボタンを押した後に設定ボタンを押してPPPoEを切断します。
サポートの指示だとこれでいいんですが、どーもこれだけだとv4の方がPPPoEで再接続に行ってしまう模様。
なので、接続可のチェックを外した上で設定ボタンを押します。
HGWの設定は以上。
このまま電源をオフにします。
WSR-2533DHP2はAutoモードのままで電源を入れてランプの点滅が止まるまで待ちます。
あとはHGWの電源を入れてしばし待つと、IPoEでの接続が確立されます。
これでオッケー。
HGWのPPPランプは消えてます。
ルーターのシステム表示を見ても無事にIPv6とIPv4 over IPv6(OCNバーチャルコネクト)で接続されてるようです。
接続速度
PPPoE接続の場合でも200~300Mbpsぐらいは出ていて、夜間のピークタイムでも200Mbpsを少し切るぐらい。
そんなに問題はなかったですが、IPoEで接続すると500Mbpsぐらいまで出ました。
確かにIPoEは高速ですね。
ただ、PPPoEでも十分に高速なので無理にIPoEでつながなくてもいいかも。
IPoEだと自宅サーバーとかできないようなので、そうした運用が必要になったらPPPoEに戻せばいいんですし。
ちょいと苦労はしましたが、そのぶんネット接続やHGWの扱いは勉強になりましたし、結果的には良かったかも。