実際にプレビュー版を使ってみると、安定性、速度の面では、まだ成熟が足らない感じですね。
夏過ぎにはWindows10の正式版が登場するかもしれませんが、メインのPCに導入するには、ちょっとだけ待ったほうがいいかもしれません。
ドライバーさえ提供されれば、手持ちのVAIO PRO 13にも入れる予定ですが、まずはサブ機から導入が良さそうです。
UIはWindows8のチューニングバージョン
いろいろと批判の多かったWindows8でしたが、Windows10ではそのチューニングを推し進めたカタチです。
よくWindows10でスタートメニュー復活!とか煽り記事を見かけますが、根本的にはWindows8のスタートスクリーンを発展させたUIです。
実際、画面下のスタートボタンを押すと、スタートメニューっぽい小さなメニューが登場します。
Windwos8のパネルUIの左端に、よく使うアプリ等のメニューが追加されたカタチ。
これは確かに合理性のある変更です。
ただし、これだったら最大化して表示した方が使いやすそうですし、実際、ボタン一つで最大化して使えます。
これからは、これが主流になる…で、いいんじゃないかと思います。
タブレットモード
Windows8で大々的に導入されて、実際大失敗だった(対応アプリが増えなかった)ストアアプリ。
PCで使うことを考えると、常に最大化するという仕様は無理があった…ということだと言えます。
8インチのタブレットなら合理的ですが、27インチのディスプレイで、単一アプリを最大化して使うことに意味はないですから。
Windows10では、ストアアプリは普通のアプリと同じく、ウィンドウ表示されます。
画面の中に、他の普通のアプリと同じように表示されますので、マウスを使って切り替えながら作業することも出来ますし、これでだいぶ融通が利く仕様になったと言えます。
逆に8インチとか、画面の小さなタブレットでは、タブレットモードを指定してあげれば、Windows8同様、常に最大化して使用することもできますし、これで役割分担とユースケースが明確になりました。
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8インチと27インチのディスプレイを単一のUIでカバーするには、柔軟性が必要だった…というところでしょうか。
新ブラウザー登場!
IEに変わる新ブラウザーとしてSpartanというブラウザーが登場してます。
中身のお話は面倒なので割愛しますが、現時点で明らかになってる機能的メリットは「Webページへのメモ書き機能&共有」と「読書モード」
Webページへのメモ書き機能
Webページへのメモ書き機能は、PDFやWordドキュメントへの注釈機能に似てる感じ。
ペンやマーカーでWebページにそのまま書き込みを行ったり、注釈のテキストを付けたり。
これを共有機能を使って、他のヒトと共有して活用しましょう…という感じです。
共有先はOneNoteであったり、Evernoteであったり。
これは今ひとつユースケースが見えてこないですが、これを活用することを前提にしたWebページが登場すれば、ちょっと面白いかも。
ただ、このモバイル全盛のご時世にiOSやAndroidにない機能が普及するかどうかは、微妙なトコです。
読書モード
これは、ページの中から余計な表示や、凝ったレイアウトを排除して、シンプルに文章を読むための機能。
確かに表示がシンプルになって、RSSリーダーのような感じで、文字情報を効率的にインプットする…という用途に向いてます。
ユーザー側にとっては、それなり有り難い機能にも感じます。
ただし、広告表示なども削除されますので、制作側にとっては良いのか悪いのか微妙なトコロです。
広告収入が減っちゃえば、制作費も減りますので、Webページの質の低下もありえますし、難しいですね…
Win7/Win8からは無償アップデート可能
いずれ、リリースから1年以内はWin7/Win8からは無償アップデートが可能ですので、あんまりのんびりしないでアップデートをした方がよさそう。
特にWindows8からの移行は、それほど違和感もなさそうなので、早めに対応した方がいい感じ。
自分も、サブのWindows8機から、順次アップデートしていきたいと考えてます。