ベータ版が無償公開されていたNikonのRaw現像ソフトCapture NX-Dの正式版(Ver. 1.0.0)が公開されてます。
13:00現在で、日本版ホームページからはリンクがたどれませんが、以前に出ていたニュースリリースで予告していたURLで公開を開始しております。
https://nikonimglib.com/ncnxd/
さっそくダウンロード&インストールしてみました。
自分が持ってるデジタル一眼レフはNikonのD40という大昔の。
600万画素という、いまやスマホ以下の画素数ですが、それでもちゃんとしたレンズが付いてるカメラというのは、素人が撮影してもそこそこの絵を撮ってくれるので、今でも愛用してます。
というか、これ以上レベルの高い機種を買っても、全く使いこなせる自身も腕もありませんので。
後でいろいろいじってみようと思って最近主催したイベントの写真はRaw+JPEGで残してましたので、そのファイルを読み込んでみました。
お~カッコイイですね~
というわけで、一緒に配布されてるマニュアルを参照しつつ、ちょっと画像を弄ってみます。
「トーン(ディティール)」の機能の中から、「D-ライティングHS」というパラメータを0から50まで(普通こんなに変えないでしょうが)変更してみます。
説明によると
「選択されている画像の暗い部分を処理し、明るい部分の細部を追加します。
数字が大きいほどハイライト部分とシャドー部分のコントラスト差が少なくなります」
さてさて
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はい、よ~く御覧くださいませ。
氷を入れている黒い容器ですが、補正前はただの黒い容器に見えたモノが、補正後は、微かなパターンがあしらわれているのが分かります。
通常の撮影では、カメラの処理で塗りつぶされてしまう画像が、こーして補正してあげることで、きちんと元の姿を取り戻すのは見事です。
結果をJPEGで保存したものがこちら。
素人が30分で弄ったにしてはまずまずです。
(画像サイズ大きいのでご注意)
この他にも、様々なパラメータを弄れますので、納得の写真を仕上げるのにぜひ活用してみたいと思います。
専用の高価なソフトは多々ありますが、多くの素人Raw現像者にはこのぐらいで十分な気がします。
もう5年以上も前に買ったカメラですが、こうしてソフト一つで、また新しい世界が広がるというのは、なかなか楽しいモノです。
以上。