KODIやVLCといった、定番動画プレイヤーアプリの字幕処理に脆弱性あり…という記事が数日前にIT系ニュースサイトに掲載されてました。
古いバージョンを利用の方は、すぐに最新版にアップデートするように…と。
PCやスマホ、タブレットのバージョンは確認して、すべて最新であることを確認。
最後に残ったのは、AmazonのFire TV Stick。
こちらはDLNAクライアントとしてKODIをインストールしてたんですが、残念ながらKODIはAmazon公式アプリストアからインストールしたわけじゃないので、アップデートも手動でやらないといけなくてちょっと面倒。
というわけで、手順をば、まとめときます。
Androidからの転送は失敗
以前はApps2FireというAndroid端末から転送できるアプリを使ってたんですが、今回は何度やってもエラー。
「INSTALL_FAILED_NO_MATCHING_ABIS」というエラーメッセージで、どうもCPUだかSoCが違う的な感じ?
というわけで今回は一つ一つ手作業です。
apkファイルをダウンロード
まず、KODIのホームページに行って、Android用のapkファイルをダウンロードします。
ここでAndroid用のファイルが2つあって32bit用と64bit用。
あ~もしかして先のエラーメッセージは、これが違うってコトだろうか?
何となくFire OSは32bit用アプリが適合しそうな気がしたので32bit用をダウンロード。
「kodi-17.3-Krypton-armeabi-v7a.apk」の方。
(あとで64bit版の方も試しましたが、やはりエラーになります)
ダウンロードしたファイルは、PCの共有フォルダに移動しておきます。
Fire側の設定
非公式アプリのインストールを行うので、
「設定」→「端末」→「開発者オプション」にて、「不明ソースからのアプリ」をオンにしておきます。
公式アプリ以外はサポート外ですよ~って出ますが、もちろんここはオンで。
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「ADBデバッグ」は関係ないはずですが、なんかオンにしておかないとうまくいかない場合があるみたいなので、念のためオン。
どっちも終わったらオフにしちゃっていいです。
ESファイルエクスプローラ
PCにあるファイルにアクセスするには「ESファイルエクスプローラ」が便利です。
こちらはAmazon公式アプリストアからインストールできるので、そのように。
「ネットワーク」→「スキャン」して、アクセスするPCを選んで、ユーザー名とパスワードを入力すれば、共有フォルダにアクセスできます。
あとは、先ほどダウンロードしたファイルをクリックすれば、PCからファイルをコピーがスタート。
画面の案内に従っていけばインストールが開始、完了します。
最新版ver.17.3の画面はこんな感じです。
動画プレイヤーと言えば、Amazon公式アプリストアにはVLCなど定番アプリがあるので、そっちを使うのも悪くない。
一般的なmp4/H264ファイルとかなら多分問題ないはず。
ただ、うちの場合はHD画質のmpeg2ファイルをDLNA経由で再生したりするんですが、これがVLCではできなくて(大きくコマ落ちする)、KODIなら再生できる…というコトがあったりしまして。
このへん、ハードウェア再生支援の使い方などアプリの違いがあるんでしょうが、当面はKODIにお世話にならざるおえないとこです。
ちなみに、うちのFire TV Stickは2015年版で、この間リリースされた最新版では、状況は変わってるかも。
どなたかレビューしてみませんかね。
追記
詳細な使い方は省きますが、メニューが日本語じゃないとダメっていう方は、
「System(歯車マーク)」→「Interface setting」→「Skin」→「Fonts」で「Arial based」を選んでから「Regional」→「Language」にて「Japansese」を選ぶこと。
逆にすると、文字化けしてフォントの変更に手間取りますので念のため。