秋田県男鹿市のパソコン教室「ら・く・か」でございます。
「田舎でこそ活きる」を目標に、豊かなITカントリーライフを提案してまいります。
スマートフォンやタブレットなどタッチ操作を主流にするデバイスが増えてきたなかで、実は手書きで文字やイラストを書こうとすると意外と難しかったりします。
そうした場合にスタイラスペンを使うことで問題が解決される場合があります。
スタイラスペン
スタイラスペンというのは、その名前の通りペンの形をしたデジタル機器用の入力装置です。
普通のペンと同様の持ち方で、ペン先を画面に触れることで指での操作に代わりになる仕組みです。
文字を書いたり、絵を描く時に指で直接書く人はあまりいませんが、ペンの形であれば、より自然にボールペンや筆の代わりとして使えるだろうという発想。
ペンぐらい、鉛筆の先にカバーでもつければ十分じゃないかと思われるかもしれませんが、実はiPadをはじめ現在発売されているほとんどのデジタル機器は、この方法で画面をなぞっても反応いたしません。
今のデジタル機器は、画面が押された圧力を感知しているのではなくて、人間の指先の静電気を読み取って反応しているためです。
位置精度が落ちるために細かい操作には向かないのですが、圧力感知よりも敏感に反応するのが特徴です。
昔のデジタル機器は圧力感知が主流だったため、昔に比べて精度に問題あるのでは、と思われている方、その直感は正しいわけです。
スタイラスペンの使用感
私が使っているのはモンテベルデのワンタッチシリーズ。
スタイラスペン専用モデルというわけではなく、モンテベルテのボールペンにスタイラスペンの機能を追加したようなモデルです。
そのため、専用モデルほどの使用感の良さはないのかもしれませんが、ボールペンとしての用途と、スタイラスとしての用途が重なりあうような場合には有効です。
iPad&スタイラスペンが向いている場合と、普通に紙にノートをとる場合とで、どちらも向き不向きは確かにあるので、こうしたハイブリッドな製品は以外に使い勝手がいいです。
決定事項をメモしていくだけなら、紙のノートにボールペンとして書き込み、誰かの話を聞きながらアイディアやメモを組み合わせたり編集したりという使い方をする場合は、iPadとスタイラスペンの組み合わせで使用しています。
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将来、iPadなどのタブレット端末の処理速度やタッチ感度や精度が改良されていけば、スタイラスペンの活躍する場は現在よりも広がると思います。
手書きアプリ「Note Anytime」
iPadで使っているのは、このホームページでも何度かご紹介している「Note Anytime」
このアプリとの組み合わせでの使用感は上々です。
先日、少人数での集まりがあって、その時のプレゼンの様子をメモりながら、アイディアを折り合わせて編集していくような書き方だと、このアプリは絶大な使い勝手を発揮してくれます。
まさにライブノートが実現します。
書いたメモを拡大したり、縮小したり、移動したり、色を付けたりという使い方が簡単なのです。
ただし、ペンの種類をカッコいいカリフラフィペンにすると、当方の所有しているiPad2では反応がついてこないため、それ以外のペンで書き込んでいます。
このあたりは最新機種だと改善されているかもしれません。
今まではiPadとWindows8版しかありませんでしたが、最近Android版もリリースされましたので、よりいっそう用途が広がった感じです。
というわけで
タブレット端末、特にiPadの日本語入力は非常に貧弱で、かなり評判が悪いです。
そこでちょっと趣向を変えてアイディアやメモをまとめるのに活用したいという用途に使えれば、かなり面白いと面白いと思います。
iPadの用途に悩んでいる方は、ちょっと試してみると、新しい可能性が開けるかと思います。
追記
さて、スタイラスペン関係の情報を集めていると、iPadminiはiPadに比べてスタイラスペンに対する感度が悪いようです。
そのまま使っても引っかかるような書き味で、保護シートを貼るとほとんど反応しなくなってしまうようです。
このあたり、実際に使ってみたことはないですが、iPadminiがiPadの廉価版の位置づけも持っていることを考えると、こうしたケースもありえるかもしれません。
iPadminiを購入、もしくは購入を検討されている方はスタイラスペンの使用には問題が発生するかもそれないのでご注意を。