最近は、パソコンのキーボード配置に関して、おやっと思わせる機種を見かけるコトが多くなりました。
正しいキー配置
むか~しからの典型的なキーボードの配置は、こんな感じ。
自分と同年代のPCユーザーであれば、この配置が鉄壁です。
キータッチがどうとか、タイピング音がどうとか、そういう五感による部分ではなくて、キーボード配置が慣れたモノかどうかというのはPCでの生産性に直結します。
実際、多くの高価なキーボードはこの配置で販売されてます。
ノートPCのキーボード配置
これがノートPCになると、スペースの制限が出るために、多少レイアウトが変更されるのが通常です。
こちらが、うちで愛用してるVAIO PRO 13のキー配置。
Fキーや右側の特殊キーが、小さく配置されて小さなスペースでも使えるように工夫されてます。
一部の特殊キーはFnキーとの同時押しで対応します。
特殊キーの配置は、メーカーや機種によってけっこう変わりますが、そもそも使用頻度が低いためにあまり不満は感じません。
困ったキーボード配置
問題は使用頻度が高いキーを、通常とは異なる配置や形状にされること。
たとえばこんな形。
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全体の配置は日本語配列用のキーボードなんですが、ENTERキーの形状が英語配列用の形状になっています。
これは日本語配列に慣れてるユーザーにとっては、全く実用になりません。
ENTERキーを押そうとする度に}キーを押して、作業が中断するのは間違いないです。
外付けキーボードであれば、配置に不満があれば交換することもできますが、ノートPCの場合はもう我慢して使って慣れるしかないです。
困ったことに、慣れたからといっていいことはなく、別のパソコンを使うときには、また配置の違いに悩まされることになります。
最近はキーボード配置が弄られがち
特に海外メーカーが多いですが、キーボードの構造やキー配置が通常と異なるケースが増えてきました。
上記のような変形ENTERキーであったり、ENTERキーのさらに右側1列に特殊キーが配置されたり。
LENOVOのThinkPadあたりは、もともと伝統的な配置に拘ったキーボードを採用してきた反動がでてるのか、毎年何かしら弄られてしまってるので、正直最新の実機を確認せずに買うのは危険になってきました。
昔は、一番信頼のあるメーカーだったんですが。
キーボード配置は必ず確認すること
ノートPCを購入する場合は、必ずキーボード配置を確認することです。
可能であれば実機で。
ホームページには、英語モデルの写真しか載せてないメーカーもあったりしますので、通販で購入する場合は、いよいよ確認が必要です。
一度購入すれば数年は継続して利用するパソコン。
キーボードの配置で失敗したら、その後の生産性に大きく影響します。