現行VAIO PRO 13ユーザーから見ると、ちょっと悔しいですが、今回の新機種はプロセッサのマイナーアップデート程度の変更ではなくて、I/F関係を中心に大幅に刷新されたようです。
現行モデルでも、十分な実用性とスペック、所有欲を満たしてくれる魅力的なデバイスですが、それに様々な改良が加わった様子。
ビジネス要件の強化
VGA端子や、有線LAN端子、USB端子1つの追加。
重量、厚さは微増。
あとは、堅牢性をアップさせたり、シルバーカラーの追加。
メンテナンス性の向上のために、現行機ではカバーされているビスを、底面では露出させたり…など。
正直に言うと、今回はよりビジネスツール向けに仕上げられたモデルになったという印象。
現行のVAIO PROは、不要な機能(端子)は削り、シンプルでスタイリッシュな仕上げを優先して、より所有欲を満たすようなスペシャルモデル的な方向での作り込みが感じられました。
2年を経過して使用していますが、そうした意味では、非常によくできた傑作機です。
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今回のmk2では、よりビジネス向けに、あらゆる場面で過不足なく使えるコトをより重視した仕上げ。
なんでも有りな代わりに、VAIOらしい尖った感じは、ちょっと弱まりました。
これは、フラッグシップモデルとしてVAIO Zという機種がリリースされており、その役割は完全にそちらに委譲したというコトなんだと思います。
その分、VAIO PROは、ビジネスツールとしての性格を強く出すことで、ラインナップのバランスを取った感じ。
企業戦略としては間違ってない気がします。
特にVAIOという小さなメーカーとしては、スーパーなVAIO Zと、質実剛健なVAIO PROの色分けをハッキリしたのは、いい判断だと思います。
現行VAIO PROも、まだ2~3年は最前線で頑張ってくれそうですが、次にリプレイスが必要になった頃に、どんなVAIOがラインナップされてるか楽しみになってきました。